2012年12月11日 (火)

あの山の稜線が崩れてゆく(12/9)

Stage31937_1

アゴラ劇場で(青年団の山内健司さんとは別人のーってこの枕形容も今や名前の一部!?)山内ケンジ率いる城山羊の会、最新作「あの山の稜線が崩れてゆく」を観る。
****演劇サイト より****
戦前に流行った古いドイツの山岳映画のようなタイトルですが、別に山はでてきません。
ただ、その男は、まるで山に登るかのように、女性を征服しようとする。女性はその時から自分を山だと思うので、ちゃんと登山のマナーだけは守ってほしいと思うわけです。例えば、挨拶をする。登りが優先される、ゴミは持ち帰る、どんな時でも助け合う、等等。しかし、男はそんなことは、どうでもいいと思う。ただ、登るだけだ。なぜか?そこに山があるから。などと、有名な言葉を言うのではなくして、さらにありきたりなこんなことを言う、「山がオレを呼んでいるんだ」
************
このところ続けて観ている劇団。

1年半前に同じアゴラ劇場で上演した「メガネ夫妻のイスタンブール旅行記」の完成形とも言える、夫婦の日常にシュールレアリスム菌(なるものがあったとしたら)がはびこってしまった結果起こる白日夢のような話。

前回のメガネ夫妻。。の場合にはその菌が一部(妻と隣人)に繁殖していて、中心にいる夫はその菌に冒された人々を傍観している立場だったのだが、今回に関しては登場人物全員が適度にその菌を保有してしまい、全員がーその中で唯一、やはり話の中心である娘だけは最後まで平常を保とうとしているのだが、彼女も「少女」という残酷さで他の人物とのバランスを維持しているー良い意味でどこか日常から逸脱している。その結果、作品全体としてのまとまりがよく、完成度が格段に上がった。

一家で夕食を囲むのが常となっているような、`ありきたり’よりもさらにレベルを上げた格段に普通の家族が、タイトルにあるように徐徐に崩れ、歪んでいく様が様々な意表をついたエピソードと台詞で絶妙に描かれていく。

当日パンフで作・演出の山内氏がふれているように、これ以上ない、というキャストも大きな魅力の一つ。

常識ぶった変な隣人をやらせたら右に出るひとなし、。。の永井若菜(ハイバイ)と岡部たかし夫妻、その`変さ’を小劇場では貴重なお色気でねじふせ納得させる石橋けい、マジなのか騙されているのか、常に疑わせてくれる古屋隆太(青年団)。。。。登場人物全員が好演。


スペインの奇才、ルイス・ブニュエルの映画を東京・駒場風にあっさりめに味付けしたような大人も隅から隅まで楽しめる傑作。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 8日 (土)

ロミオとジュリエット(12/2)

32ca89e3fff97021b65e08fbe9172d34

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月27日 (月)

マゴビキ(6/25)マチネ

Mimitome_magobiki0a200x139

ショートレビューが掲載されているので、どうぞ↓

クロスレビュー(田中伸子)

| | コメント (0) | トラックバック (0)