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2017年1月 3日 (火)

シブヤから遠く離れて(12/14)

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2004年の3月に蜷川幸雄の演出で初演された岩松了の戯曲が、今回は岩松自身の演出で再演された舞台。

初演の時嵐の二宮和也が演じていたーシブヤをあてもなくうろつく今どきの若者、主人公ナオヤを村上虹郎が演じ、その彼が偶然関わりになり、惹かれていく謎の女マリーを12年前同様小泉今日子が演じている。

小泉以外のキャストは一新し、演出家も変わったことで蜷川/二宮バージョンよりもリアルなズルズルと落ちていく人たちの話になっているーさらに、そこにアオヤギ(橋本じゅん)のようにしっかりと地に足を下ろした人がガッツリと加わることによりその情けない人間の性がさらに強く浮かび上がる。

初演時はその今どきの若者ナオヤがとらえどころのない新人類として描かれていたが、今回は中心にいるナオヤは街で見かける、ある意味とても現実的なシブヤの若者として存在し、逆に周りの大人たちが相当に困った人たち、という関係が日本の現状を反映しているかのようで面白い。

小泉今日子はますますその魅力を増し、あらゆる注目を集めて存在していたのがすごい。

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