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2017年1月21日 (土)

足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜(1/19)

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東京芸術劇場で野田秀樹の新作「足跡姫〜時代錯誤冬幽霊」を観た。

このところの戦争責任を問うことをご丁寧にオブラートに包んだ作品群からは路線が変わり、伝統芸能を継承していくこと、その難しさ、文化芸術とは、といった問いかけ、そして何と言ってもその問題に生涯かけて挑んだ中村勘三郎へのオマージュがストーリーの核となっている。

まず俳優陣の中では池谷のぶえ、鈴木杏、そしてやはり相性が良いのだろう妻夫木聡が良い。古田新太はそつなく上手い。若い俳優たちのアンサンブルは作品ごとに質が向上し、主要役者たちを食う勢いである。

歌舞伎舞台を意識した美術、特にラストシーンの美しさは脳裏に焼きつくほど見事。

若手アンサンブルの成長の勢いそのままに、作品自体ももう少し攻めの姿勢に、世の中を、観客をdisturbするほど挑発する問いかけを投げかけても良いのかも。

常に人のやらないことに挑戦を続け、歌舞伎界に演劇界にさらには世の人々に問いかけ続けてきた勘三郎氏へのオマージュなのだから。

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