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2017年1月14日 (土)

キャバレー(1/13)

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六本木 EX Theater(初めて訪れた)で松尾スズキ版「キャバレー」を観た。

2007年に青山劇場で上演された舞台の一部のキャスト(主にメインの役所)を一新しての再演舞台。

変わらなかったところのサポートキャスト陣ー平岩紙、秋山菜津子、小松和重ーの上手さにはただただ感嘆しかない。

が、惜しむらくは真ん中のサリー・ボウルズの長澤まさみのキャスティング。歌も歌えるし、真ん中も張れるし、なんと言っても華やかで、、、以前の彼女の舞台でも大いにその強みを発揮してくれていたのだが、、、今回はその彼女の武器が裏目に出た感が。

サリーの人生、が見えてこないのだ。ショービズ世界での成功、女優業への憧れ、異国の地での孤独、不器用なまでの愛への求心。。。いろいろなものがないまぜになった彼女の心の奥が見えてこない。ただたんにかわいい、性格の良い人気者。レビューの花形ではあるが、それだけでは彼女の歌を聞くために毎晩男たちはクラブへ通い続けたりはしないであろう。

新MC石丸幹二はさすがに自身のプロフェッショナルな役作りをコンプリート。小池徹平のクリフはもう少し「自分」をゴリ押しするぐらいでも良いかも(彼もサリーに負けず劣らず複雑な闇を抱えているので)。

華やかでスキャンダラスなダンスの振り付けは見所にはなっているが、その他にも新しい2017年の解釈(演出)今の「キャバレー」の味を入れてくれても良かったかも。

六本木のEx Theaterに集まる観客たちはこれまで見たことのない「新しい」キャバレーを観たいと思い、思いがけないものを期待して集まってきていると思うので。

観劇後に六本木のバーで作品について語りたいと思うような、そんな作品であることが重要なのでは?

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