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2016年12月10日 (土)

自己紹介読本(12/6)

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山内ケンジ率いる城山羊の会の最新作「自己紹介読本」を下北沢の小劇場で観た。唯一無二の作風から他ではまず観ることの出来ない芝居を求めた観客で埋め尽くされた小劇場。開演前から観客の期待はマックスに。

その期待に応えるように、笑いで盛り上がった舞台だったのだが、、、ちょっとそこで首を傾げることに。

「城山羊の会の芝居って、こんなに健康的に笑って良いものなのか?」ということ。

最年長での岸田賞受賞後、確実に演劇界の注目株となった劇団がそ有名税として払った代償はなかなかに厄介なものなのかもしれない。通常とは違った視線で描かれた人間ドラマのその中味に変化はないのだが、それに対する我々の反応としては、その笑いには逡巡があってしかるべきなのでは? ダメだけど、それが人だよね、という気恥ずかしさが劇場に蔓延するところで効果が生まれていたように思うのだが、彼らの芝居のダメさが明るみに出てしまったら。。。ダメさが肯定されてしまったら。。。気づかないことも出てくるように思う。

これから、ますますそのあたりのバランスが難しくなっていくのかもしれないが、貴重な個性溢れる劇団なので解決策を見つけてくれることを願う。

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