« Romeo & Juliet (11/11) | トップページ | サンバイザー兄弟(11/16) »

2016年11月14日 (月)

メトロポリス(11/14)

Stage62599_1

シアターコクーンでフリッツ・ラングのモノクロ映画、SF作品の傑作「メトロポリス」の舞台版ー串田和美版のメトロポリスを観た。

映画製作時の100年後を描いた近未来ストーリーなのだが、その年が2027年という設定で、つまりはほとんど「今」の状況を描いていた、ということになる。

確かに、昨今の資本主義の行き詰まり、AI(人工知能)ロボットの実用化、極端な格差社会、と「今」を描いたおはなしと言うことができるだろう。

そこで、潤色の加藤直は原作に「今」の渋谷、現実のー行き着いた結果の身近な世界をつけ足している。(飴屋法水演じる渋谷のシンボルがその「今」を代弁している)

演出の串田和美カラーが前面に出た舞台は様々な要素ーダンス、歌、可動式のセット、ライブ音楽、時空間のスイッチーが入り乱れ常に脳を刺激する。予定調和を良しとしない、このアイディアの洪水がまさに串田演出の妙。

芸達者な役者陣ー松たか子、森山未來、大方棐紗子の歌、森山、朱里のダンス、飴屋の存在と語りーが見事にそのあちらこちらへスイッチする舞台を紡いでくれている。

今回も松たか子の凄さ、軽やかに難しいことをやってのけるレベルの高さを目撃させてもらった。

|

« Romeo & Juliet (11/11) | トップページ | サンバイザー兄弟(11/16) »

「観劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/223541/68428605

この記事へのトラックバック一覧です: メトロポリス(11/14):

« Romeo & Juliet (11/11) | トップページ | サンバイザー兄弟(11/16) »