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2016年11月28日 (月)

景清(11/27)

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演劇集団円の看板俳優 橋爪功が主演、外部でも大忙しの活躍、演出家 森新太郎が演出を担当、森と多くの作品でタッグを組むフジノサツコが近松門左衛門の原作をもとに脚本を書いた「景清」を吉祥寺シアターで観た。

「近松門左衛門の浄瑠璃台本「出世景清」を原典に、幸若舞、能や歌舞伎、各地に伝わる伝説などから想を得て、平景清(たいらのかげきよ)を中心に戦乱の世に振り回された人間たちの哀れを描きます。

―盲目の老将平景清、いまだ修羅の道から抜け出せず。―」

冒頭、暗がりの中、主人公の景清(橋爪)が晩年、視力を失った姿で登場。その後から若い頃の回想のシーンへと移っていくのだが、その最初のシーンで「千両役者!」と橋爪功の巧さに唸らされる。 声の表現だけで、年齢の違う主人公を軽やかに演じ分けるのだ。 景清を取り巻く、侍衆、源氏の殿様は等身大ー時にそれ以上のー人形によって(役者が背後で操る)演じられ、刀による殺戮シーンでは横に並んだ人形たちの首チョンパ、と中心にいる景清はあくまでもシリアスに、そして彼の回想の中の人々、出来事は漫画活劇風に少々滑稽に表現される。 美術、演出、そして何と言っても 主役がピカピカに輝いたステキなお芝居だった。

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