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2013年5月 1日 (水)

葛城事件(4/30)マチネ

Stage32961_1

超満員のスズナリ劇場でTHE SHAMPOO HAT の最新舞台「葛城事件」の楽日舞台を観た。

*****劇団HPより******

朝の終わりを猛烈に走る。
着ていた厚手のコートが重たくて小脇に抱えて疾走するがコートが厚手で重たくて結局また着る決断を取り電気のマンホールに足を滑らせパルコで購入した新品の革靴を恨む。
驚くほど街は無人で空は驚くほどに青く煙草に火をつけるタイミングだがあいにく先週から禁煙しており真冬の真昼へ猛烈に走る。これも仕事だからと厚手のコートを脱ぐ。
セルベゾフ。聞いた名前だ。別に彼を追いかけているわけではない。どこかで鯖味噌の匂いがしたが俺には関係のない話だ。 まだきっと間に合う。葛城事件。

************

01年に起きた附属池田小事件を題材とした舞台。実際の事件に関しては犯人の宅間守の過激な言動、その特異なキャラクターから近年起きた無差別殺人事件の中でも特に異彩を放っていて早期に死刑が執行されたことを含めおぼえているいる人が多い事件だと思われる。

そんな人々の記憶に深く根付いているこの「人」とその回りのー主に家族、そして望んで家族となった獄中結婚をした女性ー人々を描いた本作。

事件当時は紙一重の精神状態の人が起こした事件という認識だったが、不思議なことにこの芝居を観ていくうちにそれが“とても特殊な人が起こした前代未聞の極悪人による犯罪事件”というよりはある人間が起こした哀しい結末の究極の人間ドラマとして受けとめられるようになっていった。



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