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2013年3月21日 (木)

義賊★鼠小僧次郎吉(3/20)マチネ

Stage32957_1

流山児事務所の最新作「義賊★(★好きだよね〜〜)鼠小僧次郎吉」を劇団本拠地、早稲田Spaceで観る。

*****劇団HPより*****

12人の役者による祝祭歌舞伎!!
3.11以降の閉塞状況と同時に暴発寸前の、溜まりに溜まったエナジーを歌い舞い爆発する世直し冒険活劇!それが『義賊☆鼠小僧次郎吉』。流山児祥と注目の実力派演出家:西沢栄治がタッグを組み黙阿弥に挑む。安政の大地震から2年後に上演された、幕末の混乱期に江戸民衆のヒーロー=義賊と呼ばれた男の虚実皮膜のドラマ。

Space早稲田から「世界」に発信する12人の実力派俳優によるカオスに満ち溢れる祝祭歌舞伎!必見!!

河竹黙阿弥(1816‐1893年)

裕福な家に生まれるが、放蕩のため十四歳で勘当され、青春時代は道楽ざんまい。その後南北の弟子となり、27歳で歌舞伎作者としてデビュー。幕末から明治時代にかけて世話物の名作を多数生み出した。幕末には名優4代目市川小團次と組んで、当時の庶民の生活をリアルに描く。代表作としては、「蔦紅葉宇都谷峠」、「小袖曾我薊色縫」、「三人吉三廓初買」、「青砥稿花紅彩画」、「天衣紛上野初花」、「梅雨小袖昔八丈」、「四千両小判梅葉」等々があり、それらの主人公は、すべて泥棒か市井の小悪党。社会の底辺のアウトローを描くことを得意とし「白浪作者」とも呼ばれる。

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全編を上演したら8時間超え(流山児氏に解説してもらった)るという木阿弥の歌舞伎翻を2時間弱にギュぎゅっと凝縮。時間の都合でのすっ飛ばしについて、つっこませる隙を与えないほどのエンタメ(歌、殺陣、群舞、そしてキッチュな人形劇(!)と歌舞伎テイストの花道使いに早変わり)演出で観客のアドレナリンを刺激する。

前回の「地球☆(あ、こっちは空洞の星なんすね)空洞説」同様、観客みんなに劇を観に行く楽しみをしっかりと与えてくれる、客引きの文句ではないが「見て絶対に損はない」お芝居。

流山児事務所ならではの良い意味でデコボコ(役者のコマが豊富だから出来ること)のキャスティングも魅力。

元気で弾けている女性陣とシブい男性陣ー主役の次郎吉役、上田和弘氏の誠実なキャラがぴったりーのコントラストもなんとも今風でグッド!

おまけの若手演劇人たちとミスターオープン!流山児氏とのアフタートークもかなり魅力的。

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