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2013年3月19日 (火)

半神(3/16)

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野田秀樹の言葉を聞きたくて、王子にある小劇場シアターバビロンへ。

萩尾望都原作ということでストーリーラインがはっきりしているおかげか、あまり他劇団で上演されることのない野田戯曲の中では比較的多く上演されているシャムの双子のお話「半神」を「満漢全席」という劇団が上演している舞台。

彼らの第16回目の公演ということだったのだが、本家(夢の遊眠社)の舞台が頭に焼き付いているせいかー何回観たかな〜〜〜?エジンバラでも観たもんな〜〜!!竹下さんと円城寺さんの双子ちゃんー役者の演技にどうしてももどかしさを感じてしまう。

思わず、帰ってからVHSビデオ(!!)を再生してしまったが、、、やっぱり野田秀樹という役者はすごい!ものすごいことをあれほどかんたんそうに、でもって、さらにその上に毎回エクストラで何かおまけをつけてくれようとしている。劇作家・演出家としても、もちろんずば抜けているのだが、第三の職業、役者としてもずば抜けている。

と、比べること自体、ちょっと酷?(でも比べないのも失礼だもんね)

まあでも、これこそ`週末の自分へのご褒美?’ってやつ?

やっぱり人間が野田戯曲の珠玉の言葉を発してくれている世界に浸るのは、私にとっての高級スパのようなもの。

この文学性、詩的・リリカルな台詞の宝庫こそ野田戯曲の神髄(唐十郎系譜を引き継いで)。でもって、その先に想像させる仕掛けを何十にも張り巡らせてくれている。

やっぱり一度この味を知ってしまったら、演劇ー戯曲の魅力に取り憑かれてしまったら、抜けられないよね、この魔力からは。。。だから劇場へ行っちゃうんだよね。この言葉で論理的に説明出来ない感動、こそが彼が持つ唯一無二の武器かもね。外国人にはなかなか伝わらない(悪い意味では決してなく)、この日本語を解す人たちだけが真に味わえる特権、、野田戯曲のすごいところ。。。その意味で、目的にあわせて三役(戯曲・演出・役者)を使い分けるのが良いのかも。

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