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2013年2月 5日 (火)

狂人教育(2/5)マチネ

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中野の小劇場MOMOで寺山修司初期一幕劇連続上演企画の第二弾、青木砂織演出・構成・美術、本田実:音楽、石丸だいこ:ダンス振り付けの「狂人教育」を観る。
2013年の日本人アダムスファミリーが寺山修司の「狂人教育」の案内役となっているキッチュでポップ、でもって楽しい唄と踊りまでついてくる寺山舞台。
↓これは91年の映画版。この中で真ん中のママさんと両脇の三つ編みの女の子(映画版:クリスチーナ・リッチー)と縞シャツのボクが舞台に登場
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このファミリー役三人が見た目も唄も秀逸ー伊藤弘子・松山友佳・眞藤ヒロシー。
(海外のコスプレファンとかが大喜びすること間違い無しのクリソツぶり)
実はこの青木砂織・本田実・石丸だいこの製作チームは昨年夏にエジンバラへ持っていった流山児事務所の「花札伝綺」の製作チーム。
ということで、今度はどんな舞台で楽しませてくれるのかとの期待を胸に初日舞台へ。
またもや、120分、、ヴィジュアルと唄と音楽、そしてゴス衣装のコミカルダンスとウィットの効いた歌詞ー(今の世で)寺山を観たいのなら消しゴムやさんを呼んできて!!(といったような)ーこれらを繊細な演出で大いに見せてくれていた。
ーーーー3日間限定公演なので、お見逃しなく!!!ーーー
シェイクスピアにしてもチェーホフにしても、今それらの戯曲を上演する意義を打ち出さないとわざわざ労力を費やしてやる意味はないわけで、、それと同じことで、寺山にしてもつかこうへいにしても、ピンターにしても、ブレヒトにしても、あらたに上演する場合はその都度にアップデートしないとお金と時間の無駄。。。青木砂織の演出はそのところをきちんとフレッシュな視線で向き合い、丁寧に今日の観客へ向けてつくりあげている。
ーこの作業をきちんとやり遂げないことには古典・もしくは既存の戯曲の上演理由がたたない。。例えば、野田秀樹が過去の戯曲を上演する場合においても、必ずこの経緯は経ているはずー
前回の「花札伝綺」と今回の舞台、寺山シリーズとして英国で日替わり上演出来たら面白いだろうな。余裕があったら流山児演出の「狂人教育」もあわせて上演して、寺山戯曲の普遍性を系統的にみせられたら、、、面白いかも。

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