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2013年2月 1日 (金)

イノセント・ピープル(1/31)マチネ

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東池袋あうるすぽっとで劇団昴による好評舞台の再演畑さ畑澤聖悟作・黒岩亮ー青年座所属ー演出「イノセント・ピープル」を観る。

2010年の初演版も観ていて、その際に戯曲の完成度に度肝を抜かれたのを覚えている。ー年末には演劇雑誌のアンケートでその年の優秀戯曲に選出もしているー

初演版レビュー

今回、初演時のシアターグリーンから若干広めのあうるすぽっとに場所を移したということがあり心持ち舞台空間に広さが感じられたものの、基本的には初演時と演出は同じ。

アフタートークに出演者たちが総出で出てきていたのだが、キャストも若干の入れ替わりはあるもののほぼ初演と同じという舞台で、その意味では新たな驚きなどはないのだが、再度観劇してみて、やはり物事を良い悪いの一元的な尺度だけでなく、俯瞰で、より広い視野で捉えた素晴らしい戯曲だなという感想を持った。

平日の昼間の回ということもあり、観客の年齢層が高かったのだが、このような芝居こそ、安倍新政権になって改憲論も出ていいる中で若い人たちに観てもらい、考えてもらいたい芝居だなと思った。

ネット検索やデジタルニュースのような早くて端的な答えが瞬時に手に入る現代において、長い歴史の中でどのように人々が考え、世論が動いてきたのか、そしてその時間軸とあわせ地理的な差異も加味し、戦争、核、そしてそもそも人間同士の対立をどのように考えていくのか、さらには将来をどのように想像していくのか、、、まさに芝居だから提供できる問題提起のやりかたであると思う。

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