« 今、被災地は!ー演劇「今伝えたいこと(仮)」を含む(12/15) | トップページ | RUR(12/17) »

2012年12月17日 (月)

赤い華のデジャヴュー(12/16)

2012akaihanachirashi

池袋東口裏道のそのどん詰まりにある劇シアター場喝采(今回初めて訪れたのだが2010に出来た新しい小劇場らしい)で劇作家、久間勝彦氏率いる東京ストーリーテラー(TST)という劇団の2本立て上演公演の一つ「赤い華のデジャヴュー」を観る。
****劇団HPより****
死地を求めて旅に出た男が、辿り付いた南の島。絵に描いたような楽園の景色の中で、男は白い錠剤の入ったビンを取り出した。

これを飲み干せば、全てが終わる

かたわらに目を遣ると、砂の上に一輪のハイビスカス、花を手に取った瞬間、男の心は不思議な既視感に包まれた。

「ずっと昔、随分遠い昔、こんな景色の中にいたような気がするそして、つかの間のまどろみ

男が見た夢は千年の時空を越えた、デジャヴューだった。
*********

今回、この芝居に出演している役者さんからお誘いをいただき、観劇することにしたのだが、その役者さんというのが蜷川氏率いる埼玉ゴールド・シアターのメンバー北澤雅章さん。
ゴールドシアターでは役者たちは先鋭戯曲家たちが創り出す(岩松了、ケラ、松井周など)劇設定からエキセントリックなキャラクターを演じることも度々要求される。さらには大集団の中で他の人と作品を作り上げるというバランス感覚も持ち合わせていなくてはならない。そんな厳しい環境の中、一流の講師陣に鍛えられているお陰なのか、北澤さんの健闘が光っていた。
南の島の長老という役で、それこそゴールドの時のようなひねったキャラクターづくりが必要なく、そのまま比較的自然体で演じることが出来るからなのか、今作舞台の役者たちの中でも良い意味で肩の力が抜けた感じで演じていた。
客席にはゴールドのお仲間たちの顔もちらほら。。。。女優陣もF/Tなどの役者公募プログラムに積極的に参加しているようだし、これからもますますのゴールド旋風に期したい。

|

« 今、被災地は!ー演劇「今伝えたいこと(仮)」を含む(12/15) | トップページ | RUR(12/17) »

「観劇」カテゴリの記事

コメント

たまたま、他のブログを検索しているうちに、こちらにたどり着きました。

「紅い華」の東能化をやっておりました木村望子です。
その節はご来場、ありがとうございました。

北澤さんのお知り合いでいらっしゃるんですね。
他のバックナンバーも興味深く読ませて頂きましたが、いやもう、ただ驚くばかりです。

その観劇本数と、愛情に満ちたパワフルな(変な形容ですが、これがぴったりな)劇評・・・こんなに書いてらっしゃる方は、日本にもそういないのではないでしょうか。

とても1回や2回で読み切れるものではなく、これからしばらく通わせて頂きます。
きちんと書かれた劇評を読むのが好きなもので(勉強にもなりますし)。

ざっと見た限りでは、私は「projectBUNGAKU 太宰治」の「青☆組」チームに出ておりました。

それはともかくとして、突然ですが、これからも楽しみにしております。

投稿: もちこ | 2013年1月 3日 (木) 22時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/223541/48357477

この記事へのトラックバック一覧です: 赤い華のデジャヴュー(12/16):

« 今、被災地は!ー演劇「今伝えたいこと(仮)」を含む(12/15) | トップページ | RUR(12/17) »