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2012年9月24日 (月)

ゴベリンドンの沼(9/22)

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巷の演劇サイトで話題となっている劇団おぼんろの「ゴベリンドンの沼」を豊洲にある特設スタジオで観る。

劇場ではないところでの公演ということで、どんなことになっているのやら、と興味がわき、友人と連れ立って駅から10分ほど歩いた閉鎖した工場をその特設会場へと改装した場所へ。

当日聞いた劇団員の話によると、1ヶ月の賃料を払い、その間この場所を完全に借り切って、1ヶ月近くにおよぶ34ステージのロングラン公演を実現させたということだ。

廃工場を手作りで飾り付けた場所はそれだけでも魅力的。客席を敷地の中央に集め(ビールケースに手作りクッションを貼付けた特製可動イスに座って観劇。360度好きなように身体を動かしながらの観劇が可能)、前後左右、また工場の2階部分まで全て使って役者が縦横無尽に客席スペース外の部分すべてで演技をする。

ストーリーは架空の村に伝わる伝説を軸に、主人公の仲良し兄弟二人、村人からおそれられている怪物ゴベリンドン、そして嫌われ者の魔女、登場人物それぞれが抱える過去の秘密、お互いに心の奥に抱く思いの真実、といったものに関する謎解きという流れで進んでいく、ファンタジー寓話。

芝居そのものに関しては、アクロバットな動きも役者のファンタジーなヴィジュアルも、会場の選択に関してもまったく問題はないのだが、その他の部分でちょっと「イタい」感があったので老婆心ながらひとこと。

と言うのも、上演の前に(あと後にも少しあったかな)劇団主宰(兼俳優)から15分ぐらいの前口上があったのだが、それが、「どれだけ熱い思いで演劇をやっているのか」「自分たちの目指すところ」といったことに関して得々と熱く語ったものだったのだが、、、それ、ブログかHPとかでやっといてちょうだい、という話。

作品で語ってくれや、まず。って話。

アフタートークに聞きたい人を残して、それをやるならまだしも、上演前の時間を使って作品を見せる前に`自分たちの舞台はハリウッドにもひけをとらない。。’と言われても、興醒めするだけだな(たとえそれが本当だったとしても)。

さらには、自分たちが100%納得するほどに創作活動を行えているということに関しては、それは良かったとただただ喜ばしいことなのだが、、まあ、ほとんどの演劇人がおそらく多くの犠牲を払い、最大の努力をしながらそれぞれの演劇上演を実現している(なんと言っても社会的にも世間的にもド・マイナーなアートジャンルなので)という実態を、つまりあなたたちだけではないということも自覚しておいた方が良いのではないかということ。

いくら言い値とは言え、、というかだからこそビジネスなんだから、クールに興行をする冷静さも持ち合わせて欲しい。


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