« ナイアガラ(9/10)マチネ | トップページ | ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。(9/11) »

2012年9月11日 (火)

そして母はキレイになった(9/10)

Stage28585_1


赤坂Red Theater でONEOR8の「そして母はキレイになった」を観る。

昨年、同劇場で観た、同劇団による「ペノザネオッタ」ペノザネオッタ レビュー リンクがとても面白かったので、これはこの劇団と劇場の相性が良いのかも、、とまたもや足を運んでみたのだが、これがうれしい予感的中で、今回の舞台も笑えて、ホロッときて、楽しめる、赤坂の夜にふさわしい、人生ふりかえりの芝居だった。

*****あらすじ***ネタバレ注意****

父親から引き継いだとある喫茶店をきりもりする姉妹とその母親、隣接する会社の常連客、お向かいの酒屋さんがおりなす近しい間柄の人々の間で慕う心と、すれちがいの思い、ままならぬ恋心、、、が引き起こす悲喜こもごものうまくは収まらない恋愛感情のものがたり。

姉妹の父親は近年他界しているのだが、その父親がまだ生きていた時代、母親(高橋恵子)がことさらキレイになったその原因に関わる昔の話も現在の話のあいだに順繰りに挟み込まれ、コメディ人情喜劇に加えての謎解きの要素が劇の統一感をつくりだしている。

*************************


高橋恵子が演じているのが、美魔女ならぬ、いつまでもキレイなお母さん。

キレイな人にはキレイなだけに抱える別次元の悩みがあるのだな〜〜と信じさせる、高橋恵子のキレイさが今回はドンピシャにはまった芝居。

時代劇やシェイクスピア劇、絶世の美女役、、、などではなく、普通の女性を演じる際に女優としてプラスであるはずのその美貌がちょっとあだになってしまうーなんとも皮肉なもので、美女を美女と形容できないその矛盾がその小さなあだになってしまうーこともあったが、今回はまさにご本人の持つその容姿の特性そのままを地でいけばよいような役なので、自然体で演じていた。

また、その対比となる市井の人々たち(ONEOR8役者陣とゲスト俳優)も絶対的な`美女’という中心人物のまわりで絶妙なコントラストによりそれぞれに生き生きと輝いていたように思う。

劇団の作・演出、田村孝裕の上手さが光っていた。

嘘にならず、それでいてフィクションとしてのメッセージも盛り込んで、人類永遠のミステリー「なぜに人は恋をするのか、そしてなぜに時として心変わりをしてしまうのか」。。。を観客一人一人にあらためて問いかけ、そしてさらにこの謎を深めるように、さらなる人生哲学の問いとして残しているところが心憎い。

|

« ナイアガラ(9/10)マチネ | トップページ | ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。(9/11) »

「観劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/223541/47034010

この記事へのトラックバック一覧です: そして母はキレイになった(9/10):

» 不倫しませんか詐欺 返金ならTCA総合探偵事務所 [トラブル解決無料相談センター]
不倫しませんか/返金・解決お任せ下さい!出会い系詐欺 サクラ被害 詐欺返金 被害返金 詐欺被害 無料相談 TCA総合探偵事務所 [続きを読む]

受信: 2012年9月11日 (火) 14時34分

« ナイアガラ(9/10)マチネ | トップページ | ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。(9/11) »