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2012年7月17日 (火)

東京ノート(7/16)

Stage28669_1

★★★★★(★づけはあまり好きではないのだが、明日からますますアップ出来そうにないので取り急ぎ★づけしておきます)

言わずと知れた現代演劇史に残る名作。

青年団の演劇技法ー口語演劇ーが革命的であった、その演劇体系の中での代表作ということももちろんあるのだが、それよりも何よりも戯曲としての完成度がとても高い作品。

劇場を変えて(この上演場所というのもこの作品の場合大きな要素の一つであることは明白)二度目か三度目ぐらいの観劇になると思うのだが、見る度に様々な新しい発見があり、その時々の世情、または個人的な状況によって(自分の側へ)飛び出してくる台詞が違ってくる、常に大きな幅の許容範囲を備えた懐の深い戯曲。

今回もメイン役どころの長姉ー松田弘子氏は絶妙だったし、その他の役者が前(々)回、02年に錦糸町の東京都現代美術館で観た時の役者たちとはまた違ったキャラクターで演じていて、その微妙なアウトプットの違いを見比べるのも楽しかった。

「間」と「沈黙」、「視線」がサイレントな台詞となり大きな役割を果たしていた。

ps 巷で十分に話題になっている、「フェルメール展」。やっぱりこの好機は逃さないでしょう。
この機にアート界と演劇界が少しでも近くなってくれれば、それはそれで喜ばしい付帯効果。

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