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2012年6月 8日 (金)

スキラギノエリの小さな事件(6/7)

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下北沢、楽園で城山羊の会「スキラギノエリの小さな事件」を観る。

城山羊の会(山内ケンジ作・演出)は独自のストーリー展開が面白く、外せない劇団として毎回、堪能させてもらっている。

以前の作品のレビュー


******* ものがたり 劇団HPより*********

昔昔、スキラギノエリという所にスキラギノエリという小国があり、人々は穏やかに暮らしていました。
さいさんに渡る周囲の強い力から、うまく逃げおおせていた。ところが、人々の心の中でゆっくりと穏やかならざる物が生まれてきたのです。

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今回はヨーロッパにある架空の小国で起きている、どうしようもない大人達の日常を描いたダークファンタジー。

当日の配布パンフで作者が書いているように、外国のお話とは言え、そこには今日の日本の現状にもつながるようなーさらにはどこの場所にも通じるようなー風刺が巧みに組み込まれている。

子どもは大人達の背中を見ながら育つ、子どもたちは社会の鏡である。。。と、劇中の地位のある大人達が頭を抱える問題児、王国のプリンス、スキラギが何を映し出しているのか、なかなかにチクリとくる現代社会批判劇。

私が今まで観た城山羊の会公演の中では一番こじんまりとした劇場での上演だったのだが、このぎゅっと凝縮された空間が、この不思議なお伽噺にはとてもあっていたように思う。
目の前で展開される、なんとも可笑しく、またdisturbing (ちょっとイライラさせるような)劇に集中できるこの地下の穴蔵での上演。。。まあ、訪れてみて、確かめてみて。

宮崎吐夢の無能なお人好しの王様もハマり役だったが、何と言っても淫乱な王妃、石橋けいの色香とコケティッシュで変な修道女のブライアリー・ロングは必見。

ブライアリー・ロング インタビュー 「外国人な日々」

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