« 三谷版「桜の園」(6/14) | トップページ | 天日坊(6/18) »

2012年6月17日 (日)

海賊(6/15)

Main


KBalletカンパニーの「海賊」を上野の東京文化会館で観る。


熊川哲也の舞台演出ーセット、衣装、透ける幕の使い方ーが冴えわたった作品。

まあ、通常の古典バレエの世界`王子とお姫様’もありえない設定なのだが、それにも増して`海賊’一味に奴隷で身売りされる少女たち、、ってそれこそ頭を切り替えてのぞまないと、うっかりその男尊女卑の表現に一言もの申したくなる内容なのだが、それこそ大スペクタクルの航海シーンから船の難破と、のっけからその`お伽噺’の世界を良い意味で大きな嘘としてみせてくれるので、その大嘘によろこんでのっかっていってしまうー非日常のスペクタクルーのだ。

観劇した日のキャストがベルリン国立バレエ団所属でヨーロッパ在住のSHOKOさんが主役のメドーラを務めていたのだが、なんとも華やか。
昨年初めに長男を出産して、KBalletでは産後初の舞台となったのだが、ブランクは全く感じさせず、さらに強く、凛としていて、もちろん美しくもあり、、、「女」が出産を経てもますます社会で活躍していけるような、そんな環境が普通であるようなヨーロッパのような仕事環境を早く実現させて欲しいとしみじみ思った。

女が表に出て、きれいで、強く、でもってステキなママであっても良いではないか。

昨今在位60年を迎えたエリザベス女王のように、ね。

|

« 三谷版「桜の園」(6/14) | トップページ | 天日坊(6/18) »

「観劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/223541/45682626

この記事へのトラックバック一覧です: 海賊(6/15):

« 三谷版「桜の園」(6/14) | トップページ | 天日坊(6/18) »