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2012年3月 3日 (土)

ロマンサー ー夜明峠編ー(3/2)

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シアタートラムでモダンスイマーズの新作「ロマンサー 夜明峠編」を観る。

外部からの脚本・戯曲執筆オファーが続き大忙しで、劇団の新作が1年半ぶりとなった売れっ子作家、蓬莱竜太の本拠地への回帰宣言ともとれるロマンサー三部作(となるらしい)の第一作目。

朝日新聞評によると大正4年に北海道で起きた実際の猛獣による惨劇事件「三毛別羆事件ウィキ」をベースに書かれた作品とのこと。語り継がれるだけに、こちらの史実もドラマチックなので、ご興味があれば一読を。

羆の出没・民家襲撃により普段交流のない山間部の住民と里の住民ー熊退治のため集められたマタギ衆と里の住民ーが関わりを持ち、それによってそれまで山で文明からは隔離されて暮らしてきた親子の生活は一変する。外を知らなかった末娘タケ(斎藤ナツ子)は里の住民と許されぬ恋に落ち、主人公のコロク(古山憲太郎)は疑問を持たづききた自らの出生・そしてアイデンティティ、さらには将来への展望について思いをめぐらすようになる。
子ども達を意図的に隔離した状態にとどめてきた母ヒサノ(石田えり)にとっても、その思わぬ出会いが過去の清算、封印し続けてきた変わらぬ日常からの脱出の機会となるのだが、結局は母のロマンスはさらなる悲劇へと進んでいく。


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