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2011年12月 9日 (金)

道成寺(12/8)

Stage23876_1

山の手事情社二本立てのうちの1本「道成寺」ー2004年初演の再演ーを浅草、アサヒ・アートスクエアで観る。

****** 劇団HPより*********

「道成寺」(どうじょうじ)
清姫は、好きになった僧の安珍に再会の約束を破られ、彼を追ううち蛇に変身し、安珍の隠れた道成寺の鐘を巻いて焼き殺す。道成寺は和歌山県に現存し、多くの伝説がある寺。日本人はなぜこの物語が好きなのか? 「今昔物語集」や歌舞伎台本、郡虎彦「清姫」などの戯曲を編み込んだ、現代版のレビュー。

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上記にあるように、能・歌舞伎の「道成寺」に同じように女の怨念・情念を扱った類似作品他2編を絡ませて、入れ子で上演する形態をとっている。

きらびやかな金色・朱色の刺繍入りの衣装、オープニングの黒子衣装坊主たち(女にうつつをぬかす男達をシンボリックに表現)が女の噂話をしながら人形の面のように顔をしかめるシーン、蜂の巣のような文様で飾られた紙細工の舞台セット、「今昔物語集」での女やもめ(倉品淳子)が蛇となり裏切った若い男を追いかけるアクロバティックなシーン、などなど目を楽しませてくれる観賞ポイント満載の舞台。

その中で、何と言っても秀逸なのが、ピンクヘアーのモンローちゃん、キャスリーヌ(水奇真弓)がカタコトの日本語で「道成寺」のエピソードを語るシーン。
台詞にテンポがあって、その上プチジョークも入り、大いに楽しめる。

虐げられる女、そしてその女の情念 VS いい気になって女を騙す男ども、、のシンプルな構図にやはりちょっと「古い」感は感じられるもののーちなみにこのプログラムで来年度のヨーロッパ公演を行うそう。どのように受け取められるか、そちらも興味津々ー、とりあえず、視覚効果で満足感は十分に得られる。


昨年同じ場所で観た同劇団の「オイディプス王」では、劇団のトレードマークでもある肉体を不自然な形で使っての演技が良い効果を出していたのだが、今回の舞台では、その必然性にやはり疑問がちらりと浮かんだ。。。

オイディプス王

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