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2011年10月

2011年10月26日 (水)

ひとよ(10/26)マチネ

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出会頭(10/25)

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050 plus Presents LINK YOUR VOICE (10/25)

ショーウィンドー通話劇なるものを観た。

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シルヴィ・ギエム オンステージ Hope Japan Tour  Aプロ(10/23)

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ガラスの動物園(10/22)

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エンジェルス・イン・アメリカ(10/21)第1部「至福千年紀が近づく」ーマチネ/第2部「ペレストロイカ」ー夜

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2011年10月20日 (木)

イロアセル(10/20)

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新国立劇場で倉持裕の新作、鵜山仁演出の「イロアセル」を観た。

******** 解説&あらすじ 演劇サイトより**********

シリーズ「【美×劇】 ─滅びゆくものに託した美意識─」の二作目は書き下ろし作品。「滅び」をテーマに、日本の近代劇から始まるラインアップの中で劇作家、倉持裕と演出家、鵜山仁が初めて、タッグを組む意欲作だ。
劇団ペンギンプルペイルパイルズを主宰し、劇団作品の脚本・演出のみならず、外部の多様なプロデュース公演でも脚本家・演出家として活躍する倉持裕が新国立劇場に劇作家として初登場。
昨年夏まで芸術監督を務めた演出家、鵜山仁とのコラボレーションは見逃せない。ふたりの出逢いは2009 年、演出家と芸術監督として『昔の女』の上演にいたったが、脚本家と演出家として作品を一緒に創り上げるのは初めてである。

ものがたり
 とある小さな町。その町の住民の声や文字には色があり、全員それぞれ異なる色を持っている。そのせいで、いかなる手段で発言しようと、固有の色によって個人が特定できてしまう。そのため、彼らは常に慎重に発言し、ウソをつかない。ある日その町の広場に檻が建設され、その中に、いかにも善人そうな一人の男が収監される。この男との会話は無色透明になる。
やがて住民たちは男のもとを訪れ、あれこれ打ち明け話をする。人々の話は重複することも多く、その都度同じ意見を言うのは非合理なので、やがて男は新聞を作るようになる。新聞は影響力を持ち、男は権力を握る…。

*************************

これこれ、こうゆうの、を新国立ではやって欲しいんですよ。

「今」を問いかける芝居、それを最先端(であろうとチャレンジする)の形で届ける。そんなものを見せてもらいたいと期待がかかるのがナショナルでしょう。

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おねしょ沼の終わらない温かさについて(10/20)マチネ

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あなた自身のためのレッスン(10/19)

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ユーリンタウン(10/19)マチネ

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オペラ座の怪人(10/18)

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Referendum -国民投票プロジェクト(10/18−to be continued)

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カミサマの恋(10/17)

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2011年10月18日 (火)

トータル・リビング1986-2011(10/16)

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F/T主催作品、宮沢章夫作・演出、遊園地再生事業団による「トータル・リビング1986-2011」を西すがも創造舎で観る。

アフター3/11のクリエーションとして、代表作とも言えるほどの良い出来。

震災後の作品で震災を語るときに、芝居で出来ることとは何か?と考えた時に、震災を単なる個人的な体験として語るのではなく、もっと相対的に、この震災がなぜこれほどまでに、戦後最大級のインパクトを国民に与え続けているのか?それは単に被害の大きさによるだけではないだろうということを、この震災の根っこにある「この国が抱える問題」から掘り起こすことによって考察している。

ーーー取り急ぎ、「ぜひ見逃さないで!」という意味から、ここまでアップーーーまた後から追記します。

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風景画(再見)(10/15)

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極めてやわらかい道(10/15)マチネ

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R&J (10/10)マチネ

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2011年10月 9日 (日)

引き際(10/8)

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赤坂RED/THEATERでもと宝塚女優、日本で一番くらい(男目線で、なので憶測)に色っぽい女優月船さらら主宰の劇団metroの第4回目公演、「引き際」を観る。
これまでも演出を引き受けてきた映画監督、天願大介氏による作・演出作品。
出演は若松武史、柄本時生、鴇巣直樹、村上淳の男達の中で月船さらら紅一点という構成ーこれまでは共同主宰の出口結美子もいて、女優2人体制だったのだが、出口が女優業引退を宣言、ということで女優を取り囲んで、、の体勢になった模様。

*****演劇サイト より**********

「引き際」について
テーブルにはチップが積み上げられている。
これ以上突っ込んだら危険だとわかっているのに、賭けた金が大きすぎて誰も席を立てない。
勝ち続けることは不可能なのだ。では何のために賭けを続けるのか。
第二次世界大戦の日本は突っ込んで破滅する道を選んだ。引くことは実に難しい。
だが、それが美しいものでなくとも、どこかに必ず引き際はある。
以前「世界で一番美しい夜」という映画で、「後戻り」について考察した。
今回のmetroは「引き際」について考えてみたい。
今、我々は分かれ道に立っているのだから。 天願大介

****************************

冒頭、前述の説明にあるように数年後、原発事故による公害がさらに深刻化している日本でそのエネルギー産業で一財産を築いた億万長者たちが、国が崩壊する前に勝ち抜けをしようと国外逃避をもくろみ、今にも空港から飛び立とうとしているシーンから始まる(その前に若松氏による前口上あり)。空港のVIPルームでカードゲームに興じる彼ら。賭け値をつりあげているうちに我を忘れ、ナンセンスな行動に出る金持ちたち。。。。そこへ、国家役人がやってきて、『たった今、日本は鎖国体制に入ったので、国外へ出るのも、そして入ってくる事も禁止された。』と告げる。

世界から孤立する道を選んだ日本に生き残る道はあるのか。。。。

というのが、なんともナンセンスなイマジネーション(不老不死の食物とかモンスターとか)の世界で現状のわが国に対する皮肉を盛り込みながら語られていく。

賭博場のシーン、そしてそれに続く原発事故以降ゴーストタウンと化した街のスナックで起こる狂った女の殺人狂時代シーン。。。と、なかなかにオリジナルな展開&今を意識した内容に、「たまには赤坂という土地で色気が加味された大人の芝居を楽しむのも良いかも」と思いながら観劇していたのだが、う〜〜〜ん、後半の大人のハメ外しのシーンはちょっとやりすぎの感あり。

これも世代なのか、良くも悪くも理由のない楽天指向も芝居を現実から離れた、エンタメものにしてしまったように思う。

「かつて(の隆盛)」は過去のものだけではなく、そこから今があることも考える必要がある。

今のふがいなさは急に天からふってきたものではなく、綿々と続く時間の流れの延長線上に築き上げられたものである、ということ。

それにしても、月船さららの、特に小劇場での吸引力は目撃する価値あり。

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泣き虫なまいき石川啄木(10/8)マチネ

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こまつ座とSISカンパニーのコラボ企画第二弾。当初、前回の「ロマンス」に引き続き、新作公演を2ヶ月間ということで始めたらしいのだが、作者の体調を鑑みて、今作「泣き虫よわむし石川啄木」、そしてこの公演の前に上演していたこまつ座(栗山民也演出)の「キネマの天地」をそれぞれ1ヶ月間上演するという連続公演企画に途中から変更したそう。

結局、ご存知のように、その後井上ひさし氏の病状が悪化し帰らぬ人となってしまい新作は幻と消えてしまったのでこの早期決断(シスカンパニーの社長北村明子女史の英断)が正しかったということになったようだ。


その「キネマの天地」も実力派女優4人を集めて、見事な成果を挙げていたのだが、今回の「泣き虫。。。」に関しても、まさに(主にシスカンパニー所属)キャスティングがドンピシャにはまって、強固な座組で井上ひさし氏の戯曲をさらに舞台上で活き活きとみせる、という演劇公演の理想型、観に来た観客がみんな笑顔になれるという素晴らしい成果をあげていた。

啄木の父親役、そして宣教師役として舞台出演もしている段田安則氏の演出も、従来のこまつ座カラーを色濃く残し、奇をてらうわけではなく、それでいてそれぞれの俳優の力を余す所なく引き出し、演じる側も持っているものを出さずにはいられないだろうな、というような気持ちの良い演出。

俳優陣6人ー啄木(ジャニーズdiamond稲垣吾郎)、母(渡辺えり)、父(段田安則)、嫁(貫地谷しほり)、妹(西尾まり)、友人・金田一京助(鈴木浩介)ーが、(その舞台での存在感からも必然)コミカルに嫁イジメに精を出す渡辺えりを中心に淀みのない、それでいてとても自然な喜劇をみせてくれていた。

純粋なおぼっちゃまである金田一にそれとなく金の無心をする狡猾さを持ち、嫁と母親の間で右往左往する石川啄木(そのベイビーフェイスが当人と重なる)の独白をハイスピードで、さらさらと言ってのけ、家族の核に居座る啄木をまったくの危なげなく演じる稲垣吾郎の舞台センスに感心する一方で、彼をとりまくそれぞれの家族のコメディセンスーそれぞれがそれぞれのおかしみでもって表現ー、特に笑いのキーとなる金田一演じる鈴木浩介の熱演、そして何と言っても渡辺えりの表情一つで大いに笑わせる繊細さに、実のところかなり悲惨な貧乏話であるこの劇に、こんな時代もあったよな、と思わず心がほっこりとなるような気持ちにさせられる。

ーーーSMAPのメンバーの主演ということで、当然のことながら会場は多くの若い女性客が占めていたのだが、こんなおもしろい芝居を観た日には、その中には当日のチラシから他の芝居も観てみたいと思うような人が出てきても不思議ではない。新規観客開拓に一役買っていたように思う。ーーーー


啄木と言えば、今年初めに2ヶ月のロングランを盛況のうちに終えた三谷幸喜の芝居「ろくでなし啄木」が思い出されるのだが、基本的に同じ実在人物の、それも同じようなテーマを共有しているー薄幸の夭折した天才詩人というピュアなイメージが強い啄木だが、それとは反対のだらしない性格の人間味溢れる男という実像を持っていたーために、似通った印象を与えるところもあるのは事実だが、その劇の創作に関して、三谷氏が以前自分の新作について語っていたように、まったく違ったアプローチをとっているため、結果としてはまったく別モノに仕上がっている。

「ろくでなし啄木」(三谷作品)が啄木の虚と実という点に着目して、それをトリックに取り入れた全くオリジナルのサイコミステリードラマ、そして今作井上ひさしの「泣き虫なまいき石川啄木」では実在した人間にさらに近づき、その実際にあったドラマを題材に、そこから我々が学ぶべきこと、永遠の命題である「人間とはなんぞや」という質問に挑んだヒューマンドラマである、ということになる。

どちらが、ということではなく、どちらも楽しめる日本演劇界に感謝。

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2011年10月 7日 (金)

風景画ー東京・池袋(10/7)

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フェスティバル・トーキョー メインプログラム、維新派の「風景画ー東京・池袋」を池袋、西武デパート4階屋上広場で観る。

デパートの4階のまつりの広場という空間に特設ステージが設置されているのだが、デパート内にはF/Tの表示は全く無し!
私は館内表示を見て、まつりの広場を目指して行ったのですんなり辿り着けたが、迷った人もいたのではないだろうか?ー実際、観客らしき人が売り場を彷徨っているのも目にしたし。。。。

せっかく、久しぶりにアーティーなイベントなのに。。。デパート側にウキウキ感は全く無し!あの「おいしい生活」の社風は堤帝国崩壊と共に風化してしまったのね〜〜〜。。。なんだか侘しい。。

ジョブズを神格化するぐらだったら、彼の遊び心をもう少しビジネス界でも真似しても良いかもね。


で、メインのプログラムだが、、、これが池袋の雑踏・風景画の中に完全に埋没してしまった、という感あり。で、今回は維新派の特徴である大掛かりな舞台セット無しーパフォーマンススペースの回りにミニチュアの池袋・新宿周辺のビル群のモデルがあったけど、それほど存在感は無く、プログラムにも絡んでいなかったーで、俳優のみでみせる舞台だったのだが、おそらく今回の舞台の前に上演された瀬戸内海に浮かぶ犬島の自然の中では彼らの身体が自然の風景画との相乗効果で、上手く活かせたのだろうが(推測)、池袋の街なみの喧噪とネオン、パーキングビルの光の中では、残念ながら人の身体も声も、、、すっかり闇とネオンの狭間に吸い込まれてしまっていた。

なので、マスゲームのようなパフォーマンスには注意がいかず、それよりもその後ろで行われている夜の池袋・新宿のストーリーの方に俄然、興味が引かれてしまったというのが実情。

終演間近の一列体系になった時にようやく『お!!』っと、ちょっと目を引くものがあったのだが、それも冷えた身体が気になる終幕近くなので、ちょっと遅すぎ。


前回、埼玉、彩の国で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた維新派だが、今回は。。。う〜〜〜む、池袋の夜空に散ったかな〜〜〜。申し訳ないが、全てが拡散してしまって、残らなかったな〜〜。

それほどに都会の夜って、それだけで魅惑的なのね〜〜。だから、若者が劇場になかなか来ないのかも。

大音量のクラブの方がエキサイティング!!!と言われてしまえば、それまでで、、、だからこそ、あえて芝居の危なさ、その面白さを自慢げに説明したいんだけど、、、

お願いしまぜ、本当。


***ちなみに、これから観劇する人は1枚余計にはおりものを持参することをおススメします。夜は結構冷えます。****

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沈黙の春を生きて(10/6)

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岩波ホールでベトナム戦争で米軍が空から大量に散布したの枯れ葉剤の薬害被害に苦しむベトナム人、そしてアメリカ人(おもに従軍米兵の子ども・孫たち)の人生をドキュメンタリーで描いた映画「沈黙の春を生きて」を観た。

実はこの映画を監督した坂田雅子さんと接点があり、前作の「花はどこへいった」(彼女の処女作品)も見ていたので、前作からの知識が多少あるため、連作の感覚で観る事が出来た。

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2011年10月 6日 (木)

The Crusible ~るつぼ~(10/5)

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劇団昴公演、アーサー・ミラー作「The Crucible るつぼ」を池袋シアターグリーンで観る。

3時間弱の大作なのだが、これだけ翻が面白いと、そんな時間もまったく感じさせないんだな!と実感。

正攻法で原作に忠実に舞台化しているだけに、翻の面白さを十分に満喫できる。前衛演劇もよいけど、時にはこんな名作とがっぷりよつに向き合ってみるのも、それこそ秋の余暇の過ごし方として(な〜〜んて定型文句だけど)、充実した時間が過ごせるかも。おススメ。

名作ではあるのだが、おそらく舞台で観るのは今作が初めて。ダニエル・デイ・ルイス/ウィノナ・ライダー主演の映画では見た事があったのだが、やっぱり日本人俳優の口から日本語でキリスト教の魔女裁判の狂った世界をみるというのもまたよろし。

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猟銃(10/5)マチネ

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パルコ劇場で中谷美紀初舞台にして、一人芝居(注:正確にはもう一人舞台奥上段・暗がりの中で、カナダ人俳優、ロドリーグ・プロトー氏が中谷演じる女性3人が宛てた手紙の主、三杉穣介役として無言でマイム演技をしてはいるのだが)、井上靖氏の1949年発表の処女小説「猟銃」ー3人の女(愛人の娘であり穣介の姪、愛人、そして正妻)が愛人の死を契機にそれぞれの胸の内をしたため穣介へと宛てた手紙によって構成された書簡小説―を舞台化、カナダ人演出家・映画監督フランソワ・ジラールが演出を担当し、9月の初旬モントリオールで世界初演を迎えた舞台の日本凱旋公演、を観た。

そのモントリオールのオープニングに先駆け、都内で盛大な製作発表記者会見が行われ、その際にジラール氏にインタビューした記事がJTに載っているので、そのインタビューはこちらから;

猟銃 フランソワ・ジラール インタビュー

劇場販売のパンフレットを読むまでは知らなかったのだが、演出のジラール氏は昨年10月、カナダ人女優 Marie Brassardによるフランス語上演「Le Fusil de chasse(猟銃)」舞台を上演していたらしいのだ。現地劇場サイトにアップされている今回9月の舞台の宣伝用写真にもその時のものと思われる舞台写真が使われていた。その写真を見る限りでは、今回の舞台と舞台美術、衣装、そして女性一人が3役を演じるという基本的な演出方針も同じようなので、今回の舞台の前段階でのリーディング公演的なーそれよりも本舞台に近いというか、本舞台のようではあったがーパイロット的上演であったのかもしれない。。。そうでないと、どうにも時系列、この舞台が出来上がった経路などなどに???矛盾が出てくるので。

ーーーーあ、その後、その立派な装丁のパンフレット、というよりブックレットを読み進めていたら、中谷さんのダイアリーの部分で、その件に関する表記があった。本来は10年に中谷さんが主演でモントリオールで初演する予定だったらしいのだが、諸処の理由でそれがかなわず、1年延期になってしまった。劇場としては10年のプログラムに既に組み込んでいたため、中谷さんではなく実力派女優マリーが主演を務めて上演する運びとなった、ということらしい。なので、中谷さん主演を想定して演出プランを練ったものを違う俳優でまず上演したという経緯らしい。ーーーーーーー

と、とにかく、中谷氏は初舞台、それもカナダでのオープニング(日本語字幕付き上演)ということもあり、7月下旬から現地入りして、みっちり稽古を積んで初日を迎えたということだった。

その彼女の挑戦に対し、現地のプレスも好意的な評でこのチャレンジを受け止めたようで、(これもパンフに載っていたのだが)、それぞれの役柄にあった台詞の緩急の使い分け、そして何よりも彼女の美しさを褒め讃えていた。

ということで、日カナダ共同プロジェクトの成功、おめでとうと締めくくりたいところなのだが、この成功をひっさげての日本での舞台を観たところで、なんだかちょっと??と手放しでは喜べない、観劇後の心境を、日本演劇の海外上演という観点からも検証してみたい。

まず、

確かに技巧的にさすが!と思わせる箇所もー得にカナダの劇評でも指摘されていたように、はっきりと強弱をつけ、手紙で書かれた文章をドラマ的ストーリーへと膨らませた台詞術などーあったが、全体としては、朗読劇のような印象で、舞台ならではという、生身の人間がその役を演じているという、その臨場感はあまり感じられなかった。
巷の演劇レビューサイトでも指摘されていたが、全てを一人で語るために、その膨大な台詞の中で少しずつ台詞が流れてしまったり、噛んでしまったりしたところが結構あったのが残念。

演劇の醍醐味の一つである、ダイアローグー誰かと相対して台詞を言いあうーという場面がないので、全てを一人だけの世界でクローズされているため、それ以上の広がりがない。これは初舞台という場には酷かも。(引き出しに貯める前に、人前でタンス一杯というショーを展開しなくてはならないので)

余談ではあるが、どうも外国人演出家が日本文学を舞台化すると、結果的にどれも似通った作品になっているように思う。
ージョン・ケアード演出の「錦繍」、サイモン・マクバーニー演出の「春琴」、そして今回の「猟銃」ー

日本の美、特にそれを視覚的に美的に表現することは容易にこなしても、そこから一歩踏み込んだ、小説の内容に関しての、日本人特有の感覚、台詞にある感情表現に関してはなかなかハードルが高いようだ。もちろん、それぞれに良く出来た舞台ではあるのだが、最終着地点として「ミステリアス」それこそ「日本人的な美的感覚」として、一種わからないものとして提示されることが多いように思う。

さらに、もう一つの余談として、

パンフの中に、以前にこの作品を朗読映像作品として演出した経験のある映画監督行定勲へのインタビューがあるのだが、その際に、やはり3人の女性を一人の女優に演じてもらう演出プランを立て、その役を大竹しのぶさんにやってもらったというのだ。

観劇中、ふと「もしかして、この役、大竹しのぶさんにぴったりかも。」と思った後にその文を読んだので、機会があればその大竹バージョンも見てみたいかも、。。。。と思ったわけです。

中谷さんがあまりにも美しいが為に、そちらの方にばかり視線がいってしまって、その美しさが仇になるという、ちょっと不思議なマイナス効果もあったように思う。

ー何かを得たその裏にはそれゆえに無くしたものもある、と言うか、、例えば白装束に着替えながら、最後に死んでいく運命の彩子の台詞語りのシーン、、たしかにそちらのシンボリックな演出も大事なのだろうが、それよりも彼女が語るこの小説の核である「愛」の不条理、人という生き物の不思議な性をじんわりとじっくりと聞かせて分らせてもらう方に集中させる方が先決だったのかも。。。美しいというのも罪なもので、袖に手を通す彼女のその手の方に注意がいってしまったもので。
あと、正妻のあのとてもセクシーな真っ赤なドレスも、、今ひとつだった。いくらあけっぴろげな派手な性格の女性でもあの時代にあの服はそぐわないかも。。。似合っていたけどね。


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ウエアハウス-circle- (10/4)

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エドワード・オルビーの傑作戯曲「動物園物語」をベースに、現代・東京版「動物園物語」に進化させた新作舞台、演劇集団円による「ウエアハウスーcircle-」をシアタートラムで観る。

これが、なんとも、とても面白い舞台だった。

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2011年10月 4日 (火)

四つ子の宇宙(10/3)

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アントニーとクレオパトラ(10/3)マチネ

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改修工事を終えた彩の国さいたま芸術劇場で蜷川幸雄演出、シェイクスピア全作上演企画24弾(すごい、ここまで来たかという感じ。本当に一人で完結しちゃうかも)、ローマ史劇ーというか実のところ男としての自信がゆるぎ始めた男アントニーが絶世の美女で天性のファムファタール、クレオパトラと出会って英雄としての人生が狂い始めるという、大人の恋、真剣に恋をしちゃった中年男女の恋ばなしーを観る。

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2011年10月 3日 (月)

ヤングフォーエバー(10/2)マチネ

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Rosa, Seulement - DAIKAIJU EIGA (10/1)マチネ2本

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