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2010年9月 8日 (水)

dancetoday2010(9/3)

Stage16304_1

彩の国さいたま芸術劇場でお得なコンテンポラリーダンス2本だてプログラム「dancetoday2010」を観る。

KENTARO!!
まずは1本目、ヒップホップダンサーKENTARO!!による新作『「」の中』。

チェックのシャツにネイビーパンツ、二卵性の双子のようないでたちでKENTARO!!(♂)と今回のパート康本雅子(♀)が登場。
時にシンクロしながら、そして、時に挑発しあいながら、ソロも交えてKENTARO!!振り付けの元気ダンスを展開してくれた。

KENTARO!!の中にある、もう一人の自分、それがそうありたいと願う姿なのか、実は内包しているもう一人の自分なのか、一見そっくりな二人が同じ振り付けを剛と柔という感触の違ったテイストで踊り分ける。男と女と言ってしまえばそれだけ、どいう気もするが、それだけではない、個と個の違い、それぞれの特性が見て取れて、とても面白かった。

先日、吾妻橋ダンスクロッシングでKENTARO!!を観たときの、印象が強烈で、彼は今ダントツ注目のダンサー。ちょっと考え過ぎ、追いつめ過ぎでアーティーな傾向にあったコンテンポラリーダンスを爽やかな風で一蹴してくれた。身体を動かして楽しもうぜ!だって身体が動いちゃうんだからさ!みたいな。
でもって、その楽しさ、ダンスの根本での高揚感が伝わってきて、やっぱり良い!good
吾妻橋ダンスクロッシング


で、2本目はヨーロッパ、ベルギーなどの大御所カンパニー(ドゥクフレ、シェルカウイ、アラン・プラテルなどの振り付け家からラブコールを受けるコンテンポラリーダンス界のミューズ)で活躍する伊藤郁女(かおり)のオリジナル作品「Island of No memories」。同作品で昨年フランスでの振り付けコンクールで1位を受賞している。
オリジナル舞台でも共演しているチェコ人ダンサーのミルカ・プロケソバと今回の埼玉バージョン用にキャスティングしたNYで活躍する世界的ダンサー山崎広太との共演で埼玉で日本初披露となった。

オープニング、舞台一面にかかっていた幕が瞬時に取り払われ、白いシンプルなドレスに身を包んだ伊藤と黒いドレスのミルカが対局方面から駆け寄りあい、ぶつかりあう。

そんな二人の女の対立の間で長身の山崎がこの三角関係をひょうひょうと手玉にとる。
バラエティーに富んだクラシック音楽が場面に色をそえる中、パッションに溢れた二人の女がそれぞれの感情をさらけだし、ぶつけあう。
ヨーロッパ人がとても好きそうな、大人の恋愛ストーリーが繰り広げられていた。

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