« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年7月

2010年7月30日 (金)

トーキョービッチ、アイラブユー(7/30)

Image

森下のギャラリーでオーストラ・マコンドーの「トーキョービッチ、アイラブユー」を観る。

同劇団の前回作品、岡田利規作品「三月の5日間」がなかなかに面白い作品だったので、今回はどんなもんかいな?とチェックしてみた。
三月の5日間 レビュー

近松の「曾根崎心中」と「冥途の飛脚」を現代風に読み直して、江戸の女郎屋の女郎と堅気ものとの色恋沙汰・心中物語を現代の風俗嬢と平均的なサラリーマン男との不倫(男は結婚している)話に変えてーとは言え、上演チラシによると全てのエピソードは実話を下敷きに書き下ろし、とあるー今の東京のどこかで起きている実らぬ悲恋、でもってその許されない恋故に、またその状況を打破できない実情故にどんどん落ちていく男と女の話として上演している。

下町、森下の間口一間ほどの極細縦長スペース、SAKURAギャラリーを会場に、左右2列・壁に添った観客席ぎりぎりの真ん中の空間を舞台として使ってーイメージとしてはファッションショーのランウェイの上でパフォーマンスしているのを見ている感覚ー昔ながらの男と女のうまくいかなかった恋愛話を、近未来風の無機質な白い衣装と最小限の装置、シンボリックな役者に繋がれている糸ーマリオネットの糸のようにそれぞれの身体に糸がついていて糸を引っ張って役者をコントロール出来るようになっているーで現代風に演出。

劇場選び、舞台装置、意識的な近未来風の演出、、、、などなど随所に気になるアイディア、センスを感じるが、一方で、ちょっと気になる箇所もあり。

というのが、ちょっと安直(=古くさい)と思われる台詞の羅列と演じている人たちのヒートアップ度。

特に感じられたのが、男の妻が夫の浮気をなじる場面で妻が言う台詞。まるでどこかの昼メロ、いやいやそれよりも独創性のない、字面ばかりのお決まりの`妻’の言い分に、、せっかく現代風にして近松を今の感性に近づけようとした試みが台無しに。それだったら原作の近松の言葉を使ってくれた方が男と女のリアリティが感じられたかも。

他の場面、風俗嬢同士の会話とかサラリーマンが上司からパワハラを受ける場面とか、、ちょっとどぎつい台詞ながらも、それなりに説得力があったので、その妻の陳腐な台詞にちょっとシラケた。。それともマジにこんなこと言っているカップルがいるのかな??それこそ、その状況がボキャブラリー劣化だな。


で、最後のシーン、演出なのか、それとも思い入れ過ぎてなのか、それともこの猛暑のせいなのか、、役者陣が陶酔していたのが、、、これもかなり背筋がさぶ〜〜〜〜くなった。

でもって、帰り道に上演チラシに載せられた、演出 倉本さんのコメント「今回の出演者・スタッフを本当に愛しております。。。云々」。う〜〜〜〜〜〜ん、愛するのはかまわないけど、それ観客にわざわざ告げなくても。。
勝手に愛し合ってもらって結構だけど、私たちは芝居を観にきているわけで、それ以上でもそれ以下でもないから、、でどう感じるかなどなどはフリーの領域にしておいて欲しい。
作っている側も「芝居を作っている」という、そこの部分はしっかりしておいて欲しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

朗読劇 少年口伝隊一九四五 (7/30)マチネ

Ko_20002796_kouen


新国立劇場付属の演劇研修所の研修生のために井上ひさしが書き下ろした朗読劇。

毎年3年生(最終学年)が課題として取り組み、一般公演を続けているそうだ。

原爆投下の日からその後数日間の広島の様子を少年口伝隊(新聞発行がままならなかった当時、口伝えでニュースを街の人々に知らせる役目をおった少年たちがいた)の目を通して、一つ一つを丁寧に、まるで見ていたかのような精密さで語った芝居。

終演後に見にきていた小学生の子供に「xxちゃんには難しすぎて、ぜ〜〜んぜん分らなかったわね〜〜」と隣のお母さんとおばあちゃんが話していたが、ま、ほとんど分らなかっただろうけど、1シーンでも、ピカドンの強い光の一瞬でも、少年口伝隊という人たちがいたということだけでも、人の身体がウジ虫だらけになったという描写だけでも、黒い雨が降ったらしいということだけでも、、、何か一つでもその子の記憶に残れば、それで良いということなんだと思う。

伝え続けるのは難しい、、でも何かず〜〜〜〜っと心に残るものを演劇体験で伝えられることもある、ってことかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月29日 (木)

女の罪(7/28)プレビュー

Stage15794_1


原宿のおもしろ玉手箱、リトルモア地下にてポツドール特別企画女シリーズが独り立ちして出来たユニット、ブス会*の第一回公演のプレビュー公演「女の罪」を観に行く。

ポツドールの特別企画公演として上演した前回公演「女の果て」(07年)もたいへん面白いと思ったのだが、今回の芝居もかなりはまった。
女の果て など

年齢層も家族環境も、容姿もまちまちな女5人ースナック経営・悟りきった風貌の超セクシーなママ、そこで働くロリ顔・現在不倫中の女子大学生、ふらっとそのスナックに初めて立ち寄った、セックスレスがお悩みのアラサー主婦、もとはそのスナックのアルバイト店員で今はキャバクラ勤め、幼い娘、そしてダメンズ夫の為に日々がんばるギャルママ、スナックの常連で男にだまされやすいさばけた風俗嬢 ーがある夜スナックに居合わせ、徐じょにうちとけあい、それぞれの家庭の悩み、日常のあれこれを話していくうちに明らかになってくる、こんがらがった人間関係。

不倫にセックスレス、男のとりあいと義理人情。。。がお気に入りのカラオケ曲ーほぼフルコーラスで歌ってくれるのですが、これがなかなか味があって、それぞれの人生が垣間見えて良いーといっしょに小気味良いテンポで展開されていくのですが、何と言ってもそれぞれのキャラ設定が絶妙。
でもって、昼バラぐらいの分りやすやで愛憎劇をエンタメして見せてくれる。

リトルモアという小さな空間も、この女のぐちゃぐちゃを見せてくれるのにぴったり。

凝縮された、中味の濃い芝居でもちょっと観に行きたいな、と思っている貴人におススメ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

もう一つの`華麗なる招待’の話

Lcd


先日、観に行った`華麗なる招待’。レビューの中でも俳優入れ替えの2パターンではなく、1パターンでよかったのでは。。。なんてコメントを入れていたのですが、その後、そのもう一つのパターンの情報が耳に入ってきました。

もう一つの別パターンを観た友人の話によると、どうも配役替えだけではなく、セットも演出も、そして台詞もそれぞれの組によって違っているようなのです。

私が観た方のスター・バージョンでは観客がベヤード家の変遷をとっても凝縮された時間の中で、映画の回想シーンのように、ちょっと早回しで目撃するというもので、観客もステージを囲んで壁際にそって作られていて傍観者(目撃者)の立場だったのですが、どうももう一つのツリー・バージョンでは、ベヤード家といっしょにその変遷を体験するというーもう一歩話の中に入っての体感観劇のようだったのです。

どうも流れもスター・バージョンよりもゆったりしていたようで、台詞もスター・バージョンの記号のような『メリー・メリー・クリスマス!!』。。乾杯!!といった早口なものではなく、テーブルを囲んでの家族の親密な会話だった様子。。。。う〜〜〜む、やっぱり2パターンの場合は両方をチェックして、見比べるべきなんでしょうかね〜〜〜。

2パターンでやるからには、それなりにやっぱり意図があり!とふむべきなんでしょうか。
むむむ。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月27日 (火)

少女仮面 (7/26)

Stage15209_1


座・高円寺で主人公を演じるのがたっての願いであったという、劇団離風霊船(りぶれせん)主宰、女優・作/演出家、伊東由美子主演、唐十郎の代表作で1970年岸田戯曲賞受賞作「少女仮面」を観る。

演出を本家本元、唐組の役者(兼 演出家)久保井研が努めているだけあって、唐組公演ではないのだけれど、良くも悪くも唐カラーの濃い舞台にしあがっていた。

開幕前に客席で話していた人ー演劇関係者で「少女仮面」は何度も観劇しているらしいーによると近年では唐が講師を努める近畿大学の学生たちが演じた舞台が秀逸だったとのこと。。。調べたところによると昨年のF/T(フェスティバル・トーキョー)参加作品だったのですね〜〜〜。ほとんどの参加作品は網羅していたのですが、学生演劇の部分を見逃してしまっていたので、、非常に悔やまれる。

その学生達の上演の舞台写真を見ると、今回の舞台とほとんどセットが同じ。唐ゼミの公演だけにそちらも唐カラーが強かったのでしょうが、若い人たちがどうやって唐戯曲を表現したのか、、やっぱり観たかったな〜〜。

で、今回の公演の方に話をもどしますと、のっけから、唐節全開(もちろん唐さんの戯曲なので当然なのですが)、でもって舞台全体にもなんだか70年代のあの匂いがプンプンーいきなりの大音量でクライマックスを作り上げる、御大層に台詞を朗々と大声でしゃべる、ふんだりけったりする。。。などなどーして、あっちゃー、どうしよう、と思いながら見始めたのだが、これがこれが、いやいや、なかなか、見所は大いにそこここにありました。

まずもって、やっぱりさすがに唐戯曲、長年にわたって信奉者を魅了し続けているだけあって、やっぱり至る所にぴりっと隠し味が隠れておりました。
そのスパイスが一見ナンセンスにも見える設定・台詞の中に、聞き逃してしまいかねないほど巧妙にテンポ良く配置されておりました。

今の芝居ではあまり見られないような、体制・業界への揶揄、批判が語られていて、こういったアグレッシブな言論は、それこそ流行ではないのかもしれないけど、たまには内側へ向かうばかりでなく、無防備に外へも発散してほしいものだと思わせてくれました。

レトロな演出(だって、もうさんざん観てきているもの。。。通ってきているもの。。。)も、もしも若い人たちがこれを観たら、まっさらに新鮮に観れるのかな〜〜〜?なんて思ったりして。
私たちにとっては、ある種 かつての確認作業が出来て、それなりに楽しめたのですが。

でもって、さすがにご本人の希望が実現、チラシにも(このデザインも驚くような、ある意味目をひく、`とんでも’なデザイン だってヴィーナスの誕生ですよ)伊東由美子生誕50周年記念公演なんて幕をのせちゃっているだけあって、まさに今がドンピシャな生きた・熟れた「肉体」で伊東さんが主役・宝塚男役 春日野を好演。確実に観客の視線を舞台に釘付けにしておりました。

腹話術師と人形のくだりは必見。とても良く仕上がっておりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

華麗なる招待(7/26) マチネ

Stage15205_1


Lcd


横浜STスポットへままごと主宰、劇作家・演出家、柴幸男 誤意訳・演出による「華麗なる招待」ーアメリカ人劇作家、ソーントン・ワイルダーの「長い長いクリスマスディナー(The Long Christmas Dinner)」の翻案上演ーを観に行く。

今作品、「Wi! Wi! Wilder 2010」と名打った4本のワイルダー作品の上演企画の一つ(他には中野成樹、西沢栄治、Enric Castaya がそれぞれの方法でワイルダーを扱う)なのだが、作品名をわざわざ変えているだけあって、ワイルダーの本作を柴テイストでアレンジしての半オリジナル作品。ー原作が手に入っていないので(ワイルダーは3度もピューリッツァ賞を受賞していてアメリカを代表する劇作家と言われているのですが、日本での知名度はイマイチ。。訳本も手軽に手に入るのは代表作「わが町」ぐらい)、正確なところ、どのくらい原作によっているのかは定かではないものの、予想するに、話の設定はそのままに、台詞はかなり簡略化、現代化しているものと思われる。だって、「それ、意味分んないし。。」って原文にはないよね、きっと。

STスポットに各回30名限り、当日券無しというかなり贅沢な状態で上演を慣行。その少数性によりなのか、あまり大々的にはチケット販売もせず、ひっそりと、限定・プレミア感をかもし出し、チケット発注後に購入者各自に送られてくるチケットは名前(手書き)が記された、さながらインヴィテーションカードのような作りになっていて、これはかなり嬉しい。

で、公演ですが、
公演の主旋律を成している仕掛けー生と死を明確に記号化して提示しているーがこの芝居のエッセンス``人類は長い地球の歴史の中ではかなり短いスパンの生と死を繰り返しながら、その人類としての進化を続けている。長い目で見ればそれ自体にそれほどの違いがあるわけでもないのだが、それでも着実に、小さな紆余曲折を経ながら、歩み続けている’’を表してはいるのだが、残念なことにその間、肝心要の`短いスパン’の人が生きているところの部分の描写がサラリとしすぎていて、結局のところ`長いクリスマスディナー’の、なぜそれが長い間続けられているのか意味が伝わらない結果となってしまっていた。

西洋人の人たちのクリスマスの帰省、家族の集まりって、普段はドライな間柄だけに日本人のお正月よりも、もしかしたら今だにかなり大きな意味をそれぞれの自己確認の要素としてもっていて、その情景の一片を見せ続ける事によってベヤード家の90年の歴史を、またそれ以上の年月を描こうとしたワイルダーの狙いはかなりおもしろいものだと想像するのですが(如何せん、読んでも、他の舞台を観てもいないので想像するしかないのですが)、残念なことに今回の公演ではワイルダーの狙いの出発点ぐらいは見えたのですが、その先までは、登場人物一人一人の人生までは見られなかったかな。

ちょっと入り組んだ筋、劇作の仕掛けを明確にするためか、役者たちが、はしゃいで流れにメリハリをつけている、そして現代口語で会話をしている部分が多々あって、まあ現代口語でもかまわないのだが、一人一人の役に説得力が欠けていたかな。。。グループとしては統一感が感じられたものの、群舞でも無いし、動きだけで見せるものでもないからね〜〜〜。

配役を変えたりせずに、じっくり1パターンで取り組んでも良かったのかも。

他の劇評で事前に行ったリーディング公演の方が良かったとの評がありましたが、ちょっとそちらの方も観てみたかった。ワイルダーの「長い長いクリスマスディナー」としての公演の方に。
ちょっと中が抜けている感があって、、それだったらもっともっとエキスだけ抽出して、違うオリジナルの設定にしても面白かったのかも。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

台湾の灰色の牛が背伸びをしたとき(7/23)

800x600_usi01


Img_4845


瀬戸内国際芸術祭2010のオープニングを飾るパフォーマンス作品として上演されている、維新派の「台湾の灰色の牛が背伸びをしたとき」を瀬戸内海に浮かぶ小島、犬島まで観に行ってきましたよ。

今作品、維新派がシリーズとして上演している「20世紀三部作」の最終章となっているのですが、第二作目を見逃し、演劇ライターの一生の不覚とまで思えるほどの後悔の念に苛まれていた私としては、どうしても見逃せないものだっただけに、どこまででも観に行きます!との意気込みと一緒に乗り込んで参りました、よ。

朝、東京駅を出発して岡山で下車、維新派の舞台にあわせて作られた旅行社の観劇ツアー(岡山集合)に便乗してバスと船を乗り継いで犬島上陸。
まず、お昼過ぎに岡山駅に着いた時点で、それは十分に予感できていたのですが、ま〜〜〜〜〜暑いのなんのって。マジ、ハンパ無いっす。
ハンパどころか、あまりにも分り易すぎるくらいに一点の曇りも無く晴れ渡っているもので、、でもって長時間は考えられなくなるほどに脳みそが沸騰しているもので、ちょっと「ここは何処?今は何時??」状態に陥ったほど。

それにしても、観劇ツアーに集まってくるのが、若者たちばかりではなく、平日のせいか、どちらかというとちょっと年齢の高い人ばかりだったので、その根性と忠誠心に感動。

やっぱり、本当に観たいもの、体験したいものがあったら、その思いは人を突き動かすのですな〜〜。

で、壮大なスケールの自然が背景の野外舞台ー瀬戸の海の限りなく透明に近いブルーと島の自然の木々とそこへ沈む夕日ーで繰り広げられた20世紀のアジア史で埋め尽くされた舞台はかなりな骨太のガッツン心に響くアツい(内容が)芝居でございました。

(つづく)
この関連の記事を書かなくてはいけないので、とりあえず、今日はここまで、、また後日。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

天保十二年のシェイクスピア(7/21)

Performance_img_2s


新宿花園神社でのテント小屋公演、椿組の「天保十二年のシェイクスピア」を友人と観劇。

巷の投稿レビューなどでも高得点をはじき出していた本公演。その口コミ効果もあってか、客席は満杯状態、どうも演劇関係者らしき、役者顔の観客もちらほらで、お互いに声をかけあう姿も。

私が見つけた演劇人は映画監督/脚本家・舞台演出家の天願大介氏。後で聞いたところによると、客席の中には藤原竜也、北村友起哉の黙阿彌オペラ出演組(同じ時期に新宿サザンシアターで公演中、その日は夜公演はなかったので観に来れたようで)もいたとの情報が。

藤原君は05年のコクーンでの蜷川演出版にきじるしの王子(ハムレット)ーそれにしてもすごい役名ーで出演しているので、それもあって寄ったのでしょうか?椿組のHPにも打ち上げに参加している姿が載っておりました。

で、みんなが花園へ行こうよ、とワクワクしながら友人へメールしている姿が目に浮かぶような、お祭り気分満載のエネルギッシュな公演で、3時間の上演時間もあっという間、(戯曲をまともに上演すると4時間を超える翻なので、テント公演という状況もふまえての事か、シェイプアップして短くなっておりましたーこれは好判断)十二分に楽しませていただきました。

シェイクスピアと言っても、そこはシャレがお好きな井上先生の作品だけあって、シェイクスピアを全部入れちゃうなんてアホな事をやってみました!というのが大前提であって、もちろんの事ながらシェイクスピア作品のそれぞれの旗印みたいなものは、クイズのようにしのばせているものの、そこは純に井上オリジナルのお江戸のドタバタ、人情話として完成している。

シェイクスピアへ敬意を表し、本作らと重ねている点としては、その作品の根底に流れているものー人間の皮の下、その奥底に潜むエゴ、欲、悪意、善意、などなど本性をこれでもかと赤裸裸に描いているーという共通点であろうか。

とにかく、エロくて、狡くて、ずうずうしくて、、だから人ってうやつは。。。。と客席の誰もの心のどこかがチクッと疼くような、それでいてシェイクスピアクイズも同時に出来ちゃうような、、まったくもってスゴい翻です。

05年の蜷川版(その前に02年、赤坂ACTシアターでいのうえひでのり版も観ているのだが、、こちらは、まず箱(劇場)がハコだっただけに、演劇公演、それも音楽が大きな要素を占める上演には大いに不利な劇場ーひどい音響ーでやってしまったのが大きな間違いというものだった)も祝祭色満載で、それこそ細部に渡るまで戯曲を明解にみせていて、サービス満点でとても良かったのだが、今回のも総合点ではその公演にひけを取らない、かなりに満足させてくれるものになっておりました。

山本亨の佐渡の三世次(リチャード三世、リチャード二世、オセロー その他)、丸山厚人のきじるしの王子(ハムレット、ロミオ その他)、李峰仙のおさちとお光(コーディリア、オフィーリア、ジュリエット 間違いの喜劇の双子 その他)のメインキャストも良かったし、それを囲む50人の役者陣のノリにのった、身体を使ったチームワークは見事でした。

でもって、最後にテント小屋を崩壊し、明治通りの「今、この瞬間」とリンクさせるという趣向、いかにも演劇らしい演出が長丁場の終わりをきっちり締めて、さらなる満足感を与えてくれました。お見事!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月21日 (水)

ザ・キャラクター(7/20)再見

Thumbnail

東京芸術劇場で「ザ・キャラクター」を再度観る。

ちょうど、この前日にシンポジウムで野田秀樹さんがこの新作に関して語っており、聴衆者からの「今なぜ、オウム・サリン事件を扱ったのか?」という問いに対し、(野田)「オウム・サリン事件そのものと言うよりも、、、今の若い人たち、彼らが信じているそのもの・その質がかなり我々の時代のそれとは違ってきていることに驚いて、それについて描こうと思った。本当にそんな事を信じているの?と思うような事を彼らは皆、心底信じている。。」そして、そのような、さらにはその他もろもろの若者の中に起きた変化をそう簡単に止める事は出来ないと思う、一度変形したり、崩れたりしたものはなかなかそれ以前の状態には戻れない、とも語ってました。

前回、観た時は、ラストシーンのイメージの強烈さからか、オウム事件ばかりが心に沈殿されてしまったのですが、今回は、もっと広い意味での社会の変化、現代日本の抱える「負」の要素などをなぞらえながら、もちろんラストも知っているのですが、なるべくそちらから遠ざけて、観るようにしてみました。

で、そのような、もろもろの現代日本社会への警告、*想像力が乏しいが故に幼すぎる思想 *過去を顧みずにただただ時を過ごしてきた我々の今となっては取り戻せない現状 *目先のものに捕われすぎて、時間をかけて何かを思考する事に怠けている

などなど、いろいろなメッセージを受け取る事が出来たのですが、やっぱり、それでも最後にあの「ビニール袋を傘の先で突いて、穴をあけ、液体を散布する」。。あのシーンが出てくると、その行動描写の持つエネルギーの強い事、強いこと。。

思えば、この事件、これほどの事件に関しても、われわれはきちんと検証し終えていない事に気がついて愕然とする。
名前を変えただけで、その集団はいまだに活動を続けているわけだし、その活動内容に関しても「宗教の自由」というオブラートに包まれて、相変わらず謎につつまれているわけで、あの事件はその後の裁判を経て、喉元を過ぎていこうとしているけれど、本当に喉を通過していってくれているのだろうか?

大きな白い塊とか、何かがいまだ喉のどこかに引っかかったままなのではないか?

最先端技術にグローバリズム、エコ、、なんて新しい言葉に浸食され始めているけど、何かその前にやるべき事、考えるべきことがあるのではないだろうか?
という基本的な問いかけなのだろうか。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

お気に召すまま(7/19)マチネ

Thumbnail1

東池袋あうるすぽっとで子供のためのシェイクスピアカンパニーの「お気に召すまま」を観る。

95年からシリーズで上演を続けているだけあって、貫禄の舞台。

このシリーズの常連さんにはおなじみの黒子衣装に皆でそろっての手拍子、椅子とテーブルだけのシンプルなセット(シェイクスピアは台詞で全部説明してくれちゃってるから、これだけで十分成り立つんだよね)と、いろいろな要素がすでに確立しているので、劇作りにブレがない分安定感がある。

2時間ちょっとという長さにもかかわらず、マチネの劇場に訪れたちびっこ達が飽きずにちゃんと最後までおとなしく観劇している、という驚きの結果に、その内容の充実ぶりが現れているというもの。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

真夏の迷光とサイコ(7/17)

Thumbnail2

青山円形劇場でモダンスイマーズの最新作「真夏の迷光とサイコ」を観る。

円形劇場の真ん中に一回り小さくした円形舞台を設置。その円形舞台を透明なガラス壁に囲まれたお屋敷に見立て、そこに暮らすわがままなお嬢様(YOU)と彼女に高給で雇われている使用人達、その家を飛び出した売り出し中作家の弟、それぞれの思惑、欲望を描いていく。

円形劇場で翻訳劇を意識したミステリー調の劇ーというのがこの芝居の売り文句のようなのだが、どうも青山という場所でおしゃれなYouを主人公に、ちょっと現実離れした難解なお芝居を、音楽もつけて、シンプルでシンボリックなステージセットで上演してみたようなのだが、ちょっとそのフォルム=外枠にばかり気を使いすぎていて、それで何なの?というような狐につままれたような、ちょっと内容面で物足りなさを感じる舞台だった。

ほとんど同じ時期に新国立劇場で上演されていた「エネミィ」と比べると、同じ作家による同時期の作品としては、やはり断然「エネミィ」の方に軍配を挙げたくなる。

世の中には様々な人種がいるとは思うのだが、今回の登場人物には観客を納得させるだけのリアリティが欠けている。一見、突飛なオリジナルの人物設定に見えるようでいて、実のところ、とても短絡的な安易なキャラクター設定、にだんだん見えてくる。。。それが、慣れない円形舞台のせいなのか、それともゲストへの気遣いなのか??
せっかくゲストを呼んだんだから、お椅子に座らせたままではなくて、彼女が持っているであろう可能性をもっと思う存分出してもらえるような設定にした方が良かったのでは?
それとも、それが叶わなかったのか??

とにかく、消化不良。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

わが友ヒットラー(7/17)

Icon_134


| | コメント (0) | トラックバック (0)

吾妻橋ダンスクロッシング(7/16)

Thumbnail3


昨年に引き続き、吾妻橋ダンスクロッシングー複数の劇団、パフォーマンスグループ、ダンスカンパニーが集まって、小作品を発表する一晩で何粒も美味しい、ステキな企画ーを浅草のアサヒ・アートスクエア(アサヒビール本社に併設された劇場)へ観に行く。

隅田川沿いに船を眺めながら銀だこをほおばり(揚げてあるたこ焼きはあまり好きではないな〜〜。カラッとしすぎていて練り物食感が無い。。)、準備万端で会場へ。
アサヒビール経営の劇場だけあって、催し物がある時はほとんどがビール飲みながらでオーケーなのがここのとってもステキな点。
ダンスとか、ビール飲みながらの鑑賞の方が(ま、プログラムにもよるけど)ぜったい楽しく観られると思う。

全体的には昨年のパフォーマンスより、ちょっとばかりトーンダウンな出来なのは否めない。
ーこれって、昨今のダンスパワーのバロメーターなのかな?ー

が、東京ELECTROCK STAIRSのKENTAROーダントツ良かった、off-Nibroll, 飴屋法水ーちょっとまとまりに欠けていたが、チェルフィッチューそんなに良くないとスタッフさんが自虐的に語っていたが、私はツボにハマりました。だって、ああゆうふうにしゃべる人、時間の無駄としか思えないようなスピーチをわざと中心からちょっとズラした焦点で延々と話続ける人、いるでしょ?なんだか、このところ良くそういう人を見かけるんですけど〜〜ーとなかなかに見応えがありました、ぞ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月17日 (土)

Wannabe(7/16)マチネ

Stage15555_1

Beseto演劇祭参加作品、柿喰う客の日韓中合同制作作品「Wannabe」を観る。

三か国の役者がコラボで演じる本作、台詞は全て英語。どこか(イギリス??)の国でフラットシェアーをする三か国からの若者達の設定ということで、生活の中で必然として英語を話しているので、かなりブロークンながら生活の中での生きた英会話。アフタートークで作・演出の中屋敷さんが意識して、リアルなコミュニケーション英語ー戯曲として書かれたテキスト英語ではなく、芝居の中で会話として話されるブロークンイングリッシュ。それぞれのお国訛り(?)、お国独特な英語表現などが随所に見られるーの芝居作りをした、と語っておりました。

それゆえに、英語劇といっても(本当に劇中で母国語はほとんど話されていない)観客側も体感する、観て分るという受け取り方で、問題無く上演されていたように思った。

前述の中屋敷氏、曰く、「われわれの年代だったら、何カ国かの同年代の人たちが集まっている状況があったら、まず日本語ではなくて(ブロークンでも)英語で話し始めるのがフツウでしょう?それに対する抵抗っていうのは、まずほとんど無いもの。」だそうで、全編英語の芝居なんてスッゴーーーーイっていうよりも、その状況ー国際コラボ演目ーだったら、何語で上演するか、と言うよりは、英語の台詞の方が自然でしょ?っていう事らしい。なるほど。納得。

で、劇の話の内容というよりもー実際、そのフラットで交わされている会話自体にはそれほど深い意味があるわけでもなく、本当にたわいもない日常会話とコミュニケーションの為のおしゃべりがほとんどーそのみんなで混じっているというその現実を見せるというのが主な狙いだったのでしょう。
でもって、ある意味かなり、いろいろな面で、今後の演劇国際交流プログラムへの問題提起ともなっているし、極端な話、筋なんて、オチなんてあっても無くても関係ない、というほどの結果を出しておりました。

小さな劇場で行われていた試みでしたが、これによって何かが変わっていくことになるかも、そんな事を予感させる興味深い舞台でした。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年7月15日 (木)

ファウストの悲劇(7/15)マチネ

201005110026_b


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月14日 (水)

2番目、或いは3番目(再見)

Photo01

Nylon100℃の第35回公演「2番目、或いは3番目」を再度、観劇。

前回の掲載では★のみつけて、後から内容を、と思っていたのですが、★の数の訂正から。。。。

★★★★★+shine でもって、満点★に輝きまで増えてしまいました。

いや〜〜〜〜〜、まいった困った。3時間20分、椅子から身体が浮きっぱなし、聞き逃すまい、見逃すまい、、と舞台に引き寄せられ続けていたら、またもや知らず知らずのうちに時間が経っていましたよ。

もしも許されるなら、毎日でも本多劇場に通いたい、どれを観るのかを選択するのは私なので、それも十分アリでしょう、と思う、、、しかしながら実際入手の困難な人気劇団ゆえに、これはちょっと非現実的。。まあそれぐらいに観る価値があり、魅力的であるという事です。

ただ今丁度、チェーホフに関しての記事を書いているのですが、今回のこの舞台、まさに21世紀のチェーホフ劇でありました。なぜか同じ場所にとどまっている人々が動かされる状況になり、どうなるとも見えない明日に向かって、とりあえず踏み出す。劇全体にどうにも自分勝手な人々に関する笑いが蔓延している。ほらほら、ラネーフスカヤもオーリガもソーニャの顔も見え隠れする、そんなチェーホフ劇でありました。ーー生誕150年の今日、ますます上演回数が増えているこの巨匠の傑作劇のように、何年経っても通用する、そんな大きな広がりと深さを兼ね備えた内容となっております。


パンフレットのケラのインタビュー欄で「デヴィッド・リンチの世界で小津安二郎と別役実をやる」とありましたが、確かにそれはそこにありました。(小津安二郎+別役実=チェーホフの数式による)

全ての台詞が多義的であり、何百通りにも解釈が可能であり、どの時代のどの国の人にも訴えかける珠玉の戯曲です。

で、ケラがチェーホフになるのには、、100年後にも戯曲上演を可能にする事。

でもって、そこでちょっと不安になるのが、このオリジナルの劇団(+α)キャストの完成度が高すぎること。
あうんの呼吸で、必殺0.5秒の絶妙な間で3時間越えの長丁場をテンポ良く演じきる役者たちが、この劇団ならではの座組が、スゴすぎる事。
こうなると、再度他の役者でチャレンジというのが、実現しずらくなるよね。
(日本の劇団システムのマイナス面の一つ。その作品の上演完成度という点では劇団ならではの結束力が魅力を足し、その時点での評価は高くなりそれはそれでもちろん良い事なのだが、、その後、別キャストで、他の人の演出でというような再演の機会はほとんどなく、劇団の解体、消滅と一緒に戯曲までお蔵入りなんてことが多々ありますから。)

で、作品のスゴさに関して、に話を戻しますと、

現代社会が抱える問題をそこここにちらつかせ(イラク侵攻、犯罪の低年齢化とそれに対処する方法、価値観の一極化。。etc.)ながら、やっぱり本筋では普遍的な問題の提議をしているところー物事を一方向から見ているだけでは、本当のところは把握できない。ただでさえ、人は物事を自分の物差しで図って見ているものなのだからーに大きく心動かされるのだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月11日 (日)

白鳥湖(7/10)

Stage15927_1

★★★

| | コメント (0) | トラックバック (0)

幸福オンThe道路(7/9)

Koufuku_1

★★★★

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2番目、或いは3番目

Nibanmese

★★★★★

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 7日 (水)

ザ・キャラクター(7/6)


Stage13241_1_2

★★★(0.5)=3.5★

かなりストレートなあの(オウム真理教に関する一連の事件)事件のあの人(ザ・キャラクター)(教祖=C.M)の芝居である。

世界的なエポック・メーキング事件が9/11であるとしたら、日本においてのさらに大きなそして重要なエポック・メーキングの出来事はあの事件であったであろうという確証をふまえ、東京都の公共劇場である東京芸術劇場の芸術監督に就任した野田秀樹が、本拠地での最初の新作舞台として、今、この劇場でやるべき芝居として挙げた渾身の作。

1995年3月20日の地下鉄サリン事件直後、作家村上春樹はその未曾有のテロ事件に対してのリアクションとして、被害者達の声を集めたノンフィクション「アンダー・グラウンド」を発表。
出来る限り迅速に、なおかつその短い時間の中で出来うる最良の方法という事でこの手法を選択、ご存知のように、その後、時間をかけ、彼の本来の手法であるフィクションの形で「1984」で再度この事件と対峙しているわけですが、同じように、フィールドは違うとは言え、今を生きる表現者、それも影響力の大きい演劇人、野田秀樹が彼としては今日に生きる人々に何を届けられるのか、と試行錯誤し若手俳優陣と創りだしたのが今回の舞台。

プログラムの冒頭、また各紙で自身が語っているように、一方でこれまで探求してきたグローバルな、世界共通を目指した芝居を捨て、意図的に日本人観客限定で、漢字ジョーク、「あれ。。」「それ。。」的な言い回しジョークを駆使して、日本人へ向けての直球メッセージとして、怖いほどに挑戦的にタブーに挑んだ。


「1984」でも消化不良感のようなざらつきが残っている(まだ、完結していないようなので何とも断言できませんが)ように、あの野田秀樹にしても、やはり今回のテーマは一筋縄ではいかないよう。
結局のところ、ドキュメンタリーを超える力を持ち得るのか、、、、がチャレンジで全てなのだろう。

役者、セット、音楽、、、、などなど文句なし。

また観に行くつもりまので、こちら側としても、今度も心して挑んでみるつもり。。その時にまた★つけてみます。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

エネミィ(7/6マチネ)


Stage14588_1_2

★★★★(0.5)=4.5★

| | コメント (0) | トラックバック (0)

水(マチネ) ブリキの街で彼女は海を見つけられたか(ソワレ) (7/4)


Stage14702_1_2

水 ★★★(0.5)=3.5★
ブリキの街で彼女は海を見つけられたか ★★★★(0.5)=4.5★

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 6日 (火)

南フランス ➅(ボルドー)

Img_4723


Img_4735

私たちのツアーの最終地ボルドー。
(ボブ一行はその後も北仏、そしてドーバーを渡って、アイルランド、イギリスとツアーを続けるのですが)

ボルドーでのコンサート。筋金入りのボブグルの旦那に言わせると選曲が泣けるほど好みだったとか。もちろん彼の中では今回ナンバー1のコンサートとなったそうです。良かったね〜〜。
それにしても、フランスでのボブ人気にはどこへ行っても驚かされる。
今回のボルドーは交通の便も良い中規模都市ということもあり、近隣の都市からも沢山のボブファンがつめかけていたようなのだが、コンサートが終わっての帰り道、80〜90代と思われる高齢カップルが杖をつきつき会場を後にしていたのを見て、しみじみと人生の意味を考えさせられましたです。ホント。

今回、旅日記の最初にも述べたように、南フランスと今暮らしている日本の流れている空気の違いというものを随所で体感させられました。

マルセイユのタクシーの運転手さんは「日本では2週間の休暇なんてすっごく稀なんだよ。みんな忙しく夜中まで働いているんだ。」という話をしていたら「う〜〜〜〜ん俺にはそれをする意味がよく分らんな〜〜。だって人は生きていくために働くのであって、働くために生きているんじゃないんだから。。。」と至極当然のように言われ、南仏の街の至る所ではただただ地元のワインを飲みながら話に花をさかせている光景を目にし、ニースの友人夫婦には別に贅沢はしていないけど、それはそれで満足、と微笑み100%で話されました。

広大に広がるワイン畑の、どこまでいっても続くそのぶどうの実る大地を眺めながら、「勝ち組とか負け組とか争っているけど、そもそもその勝ち負けは負け組が存在するからこそ成り立つ図式。だったら独自の負け組の道を模索してみようか。」などど思ってしまう次第です。
車の運転も自己表現、服装もあくまでも自分流でいて自己表現、人生矛盾に満ちているから話は尽きない。。。そんなヨーロッパの大陸のたくましさを見てきたような気がします。

で、写真ですが、かの有名なボルドー、サンテミリオンのワイン畑のワンショット。テイスティング歓迎の看板を見つけ、立ち寄った酒蔵で前述のキュートなシャルロット嬢に出会い、おしゃべりするうちに、彼女の計らいでワインの貯蔵庫を見せてもらえる事になって撮った写真です。

イメージではかなり年季の入ったワイン樽が並んでいるのかなと思ったのですが、彼女曰くワインの樽の寿命は長くて4年ぐらいとのこと。その後は新しい樽に変えるのだそうです。

Img_4770

と言うわけで、今回の久しぶりの南仏の旅はおしまい。

またもやフランスの迷路のような道路標識に翻弄されながら、環状道路を一周したりして、ボルドーを後にしたのでした。

川で泳ごうと水着も持参したのですが、我々の怠惰なスケジュールのせいで、それは叶わず。。近い将来、次回の南仏旅行に課題を残し、帰途につきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

南フランス ➄(カルカッソン)

Img_2553


Img_2555


Img_4567


Img_4597

中世ヨーロッパが今に蘇る、世界遺産にも登録されている城塞都市カルカッソン。

ここの屋外劇場でのボブ・ディランのコンサートを見たい!!というのがそもそもの今回の旅の始まり。

で、行ってきました。で、期待に外れず、いや期待以上のライブパフォーマンスでありました。

屋外劇場なので、音響云々はさておいて(それでも予想よりかなり良かったけど)、それにも足して余りあるその環境。夜9時を過ぎても明るい(この日のコンサートだけは異例の9時半スタート)ヨーロッパの初夏の空をバックに、歌うにつれてあたりが暗さを増していく自然照明の妙。
どこへ行っても他人に話しかける(それも外国語であるフランス語で。。)我が家の国際交流大使は今晩も絶好調。回りのフランス人、オランダ人、、みんなにこれまで回ってきたフランスでのコンサート、そして日本でのコンサートの様子をしゃべくりまくっておりました。
(語学の上達のコツは何と言ってもコミュニケーションであるということがこの人によって実証されています。今回もニースに着いた初日には思い出しながら日本語なんか混じっちゃったりしてしどろもどろしていたフランス語がこの時点ではかなり流暢に!なんだかぜ〜〜〜んぜん問題無くフランス語でおしゃべりしておりました。さすが、14歳からヒッチハイクでヨーロッパを回っただけはあるは。。。。。それでも自分をシャイというのは何故何故??)

会場の外に貼られたポスターには完売の文字が。
古代ローマ石段式劇場の会場の雰囲気は最高潮でありました。

どよ〜〜〜〜んとゆったり流れる川の写真は南仏を流れるカナル・ドゥ・ミディの悠々たる流れの様子でございます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 5日 (月)

南フランス ➃(ミヨー橋・サンシニアン&ピエレルー)

Img_4387


Img_4406

ベジエから車でちょっと北上、ミヨー大橋(最も高い陸上橋)を観に行く。
以前、サンシニアンに通っていたころはまだ完成していなくて、普通道路を走りながら「もうすぐ出来るらしいよ」と度々話題にしていた橋のお初見学である。

もちろん、これは旦那のたっての希望コース。

高速道路の途中にあるのだが、丁度山間に隠れているため、走っていてあるカーブを過ぎるといきなりこの壮大なる景観が目の前に現れる。圧巻!!
ちなみに、この橋の設計者はイギリス人ということで、パーキングエリアに車を停めて写真撮影をしていた際に隣で旦那はしきりにそのことをフランス人に話していた。


Img_4467


Img_2523

でもって、通い慣れたピエレルー&その麓の村サンシニアンに到着。
最後に行ってから十数年が経っているのだが、思っていた通り、村は当時から全く変わっていなかった。バーもレストランも、広場もスーパーも。
でもって、ここに写っているブイヤベースを食べた(量デカすぎ。。食べきれません。ニンニク味も強いし)レストランのウェイターさんも見覚えのある、いつものウェイターさんでした。驚き!!
なんだか、タイムスリップしたような。
でも、確実に時は過ぎているのは確かという一面も、、というのも、このサンシニアン、このところワイン産業で大いに潤っていて、ちょっとプチバブル状態のようなんです。
丁度ミレニアムの後ぐらい、私たちが日本へ移ってきてすぐぐらいにこの産地のワインがフランス政府のお墨付きをもらいなんとかっていう(その名称は忘れました)称号を得たらしいのです。
そうなると、世界的にいっきにブランドワインというランクにアップされるらしく、以前は山の一部にしか見られなかったワイン畑が山の隅々、頂上付近にまで広がっておりました。
で、麓の街、サンシニアンの中心地(と言っても歩いて5分で回れちゃうぐらいなんですが)に近づくにつれ、新築の家の建設ラッシュが。
これから、ますます移住者が増えて、街も大きくなっていく、そんな変わる直前に昔ながらの風景を確認するのにどうやら間に合ったようです。


Img_4450


Img_4491


Img_4520

ここサンシニアンでもちょっと面白いホテルに泊まる事が出来た。

昔からの知り合いの家を訪ねたところ、その人たちは引っ越していたのだが、その後に入った住人が教えてくれた村の広場に面したところにある、ベルギー人のゲイカップルが運営するホテル。

どうもアンティークがお好きらしく、宿の至る所に古くて、だけど何に使うの?的なものが溢れている。家具も善くも悪くもアンティーク。味があるものもあるし、、ただ古くて使うのがあぶないようなものもある。。なぜかお風呂場だけは新築でステキなピカピカのバスタブが設置されていた。

そんな善悪趣味が入り交じったホテルの最大の、そしてこれは絶対にウリとなるのが朝のガーデンテーブルでのゆったりとした朝食。手作りジャムの数々にフレンチバゲット。と〜〜〜〜ってもフリーな感覚のオーナーさんたちなので、遅い時間にゆったり朝食をとっても何にも文句は言われない。
あ〜〜〜〜極楽。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

南フランス ➂(アヴィニヨン・ベジエ)

ニースでディランのコンサートを見終えて、翌日からレンタカーを借りての気ままなのんびり南フランスドライブ旅行を始めた。
ニースの翌日にマルセイユでコンサートがあった為、まずはマルセイユで一泊。
パリに次いでの大都市ということもあり、それまでのコート・ダジュールの優雅な避暑地といった趣とはちょっと違った都会の喧噪、プラスどえらい道路状況にちょっと困惑。ま〜〜〜せまい道にみんな路駐するから、まずそれで車スレスレの運転になるし、フランスの道路標識がこれでもかというほどパズル並みに難解なもんだから(一本前に出ていた行き先表示がその次にはこつ然と消えている、、かと思うとその先にはまた何の前触れも無くその名前が現れるといった調子)。我が家のKYさんはフランスでの運転にも慣れているので、それこそフランス人に驚かれるような離れ業Uターンまでしていたけど。。もしも私がアクション映画のワンシーンのようにどうしても運転しなければならない状況になったとしたら。。。ま〜〜〜、無理ですわ。もしくは道路一本目で車はボコボコでしょう。

で、このマルセイユでのコンサートが素晴らしかった!!当然のことながらコンサートはライブなので、お客さんも一緒に作り上げるものなのですが(そこは芝居と一緒)、客の盛り上がりがハンパなくて、それが確実にパフォーマンスの質を上げてましたね〜〜。ま〜〜、あれだけ客が盛り上がっていたら、やるっきゃないっしょ。
それにしても、ボブのツアーを全世界追っかけている有名イタリア人の彼女の証言によると、このフランスツアーの前に回っていたセルビアでは開場して会場へ入ったら20人くらいしか客がいなくてびっくりした、って言っていたけど。。(最終的に何人になったのかは不明だけど)、同じバンドで同じ時期に演奏ツアーをしていて、内容的には変わりはないはずなんだけど、やっぱりボブほどの強者でもそのへんは影響するのかな〜〜〜??そうなると、やっぱり生もののレビュー(コンサートとか舞台とか)ってそのステージごとに限定して語られるべきものだよね(ボブの場合はセットリストも毎回違うのでその日ごとのレビューがちゃんと出ているけどね)。舞台評とかのこと、その信憑性についても何だか考えてしまった。
で、このマルセイユコンサートにはおまけがあり、、、最高のコンサートを終えて定時の10時半(ボブのコンサートは定時に始まり定時に終わる、規則正しいスケジュールなのです)、、さあ地下鉄に乗ってホテルへ戻ろう、とホームに降り立ち、電車を待つ。回りには当然のことながら、今観てきたコンサートの事を興奮気味に話している人々の群れが。。そして10分、さらに人は増えるばかり。と、そこで構内アナウンス「。。電車はもうありません。ですので、すぐに駅構内から出て下さい。電車は来ません。」
次の日に労働組合ストが予定されているとは聞いていたので、すぐに地下鉄の改札へと急いだのだが。。それにホテルの人も「今晩まではストの影響も無いから大丈夫。」と太鼓判を押していたのに、やられた〜〜〜。
現地の観客たちは携帯で友人を呼び出して車で迎えにきてもらっていたりしたようだが、我ら観光客。その日に限って携帯もホテルに置いてきてしまった。。。あちゃ〜〜〜〜。
それから2時間ぐらい、路上でタクシーを待ち続けることに(後から聞いた情報によると、その日は高校の最終一斉卒業試験とかなんとかがあって、タクシーがそちらに全部出払ってったいたとか)。
どうやら回りに残っている人たち、我々と全く同じ状況らしく(観光客&電話無し&方向感覚無し)途方にくれていた。

最終的にその中にいた現地の女の子が仕切ってタクシーを呼んでくれて(それでもなかなか来なかったけど)どうにか真夜中過ぎにはベッドに辿り着く事が出来ました。

Img_4276

アヴィニヨンの法王庁前広場。今回の旅行で唯一、こじつけですが芝居つながりの滞在先がこのアヴィニヨン。かの有名なアヴィニヨン演劇祭がある所です。
やっぱり、南仏にいて、その辺りを通るんだったら、将来のためにも行っておきたいなと思い、「アヴィニヨンに行ってみたい!」と主張し、コースに組み込みました。
で、着いてすぐに、石畳の上をスーツケースをゴロゴロするのも面倒なので決めたのがこの法王庁宮殿前広場に面したホテル、その名も『パレ・デ・パップ(法王庁宮殿)」で、これが大当たりでした。


Img_4256

後でガイドブックを見たら、そこに紹介されているくらいのホテルだったのですが、そうとは知らずに見せてもらった部屋が気に入って泊まる事に。演劇祭もまだ始まっていなかったので、観光シーズン前という事もあり部屋代もそれほどでもなく(二人で80ユーロぐらい=9000円ぐらい?)ラッキー。
この写真は部屋についていた石造りのお風呂で、これが面白そうで広くて気持ち良さそうで泊まりたい!という決めてになりました。部屋の同じ空間にお風呂があるのでちょっと不思議だけど(この写真のお風呂の背面磨りガラスの裏側にベッドがあるという構造)、ちゃんとスノコが敷いてあって、乾燥した天気のおかげか快適なバス空間でした。
日本のガイドブックに紹介されているだけあって、サービスも良く、法王庁宮殿下の巨大駐車場へもすぐだし超便利。部屋も広くて快適でした。

その夜は日本VSデンマーク戦があった日。
席を確保しなくては、と早めに中心地にあるレストラン&バーへと繰り出したのですが、、だ〜〜〜れも日本戦には興味がないらしく、すっかりテレビ画面真ん前の席が確保出来ました。(嬉しいのやら哀しいのやら)
しかしながら、あまりにもそのテーブル(私たち)がサッカー放送に盛り上がっていたためか、最後にはウェイターが「おめでとう!すごいじゃないジャパン。」と握手を求めてきてくれた。
って、これもサービス!?

お目当ての演劇祭のパンフレットは来週刷り上がるということで入手は出来なかったものの、ま、またそのうち演劇祭の本番を見に来れば良いということで。。初めてのアヴィニヨン訪問はこれにておしまい。


Img_4369

次の日は次のコンサート地であるカルカッソンまでの途中地点ということで、ベジエという海岸線からちょっと入ったところにある中規模都市ベジエで一泊。ローマ時代の繁栄の面影を色濃く残すこのベジエは夏に闘牛が開催されるので有名でな所。以前、近くのサンシニアンという所に滞在していた時には大規模な夏祭りを見るために訪れた事があったのだが、まるで、隅田川の花火大会のような混雑ぶりだったのを思い出した。
今回は、本当に通り過ぎるだけの滞在となったが、その滞在先のホテルがこれまた大当たりだった。
ベジエのホテル

旦那がホテルを探しながら運転している時に、その名前にピント来てーホテル ド ポエット(詩人の宿)ー直接訪ねたら、予約が満杯だったところ、ちょうど一部屋キャンセルが出たおかげで泊まる事が出来たこのホテル。
何と言っても、デザイナーズ ホテルのようなその家具、調度品のセンスの良さが素晴らしかった。
フランス人には珍しく、英語が流暢な女性オーナーが自分のセンスと好みで作り上げたのがすぐ分る細部にまで渡って`エスプリが効いたおしゃれ’なホテル。
朝、朝食を食べていたらあちらこちらから英語が聞こえてきたので、おそらく英国人にも有名なホテルなのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

南フランス ➁(エズ・ニース)


Img_4087

ニースの繁華街の路地入り口に停めてあった黄色いベスパ。期待に大きく外れて早くも一次リーグで敗退したフランスサッカーチーム。新聞紙面にはまるで犯罪者のようにフードで顔を隠して飛行場へ降り立つ代表選手達の姿が。街でもあちらこちらでその情けなさをなじる声が、、でも街のバーではやっぱり人々がサッカーに熱狂しておりました。

Img_2490a


高速道路の休憩所で見つけた、わさび味のスナック。
その他にもSUSHIの看板はあちこちで目にした。昼間はあまりお客さんが入っているようには見えなかったけど、それこそ日本とは逆の現象で、日本人が特別な日にフランス料理レストランへ出かけるように、夜なるとスノッブなおしゃれ人たちがSUSHI屋へ押し掛けるのかも。ニースやボルドーなんかの大都市ではSUSHIのチェーン店らしき同じデザインのお店も見かけた。ボルドーのワイン園で会ったおしゃれな十代のシャルロットちゃんは日本食に興味津々で、、「SUSHIは美味しいわよねんhappy01海藻類なんかもダイエットには良いんでしょ?お酒も良いって聞いたわん。フランス人はワインばっかり飲んでるからたるんじゃうのよーー彼女モデル並みの体系でしたがーー」と自説を語っておりました。所変われば、ナントやら、、いつでも隣の芝生は青いもの、、グローバル化も地球一回りしてどこへ行くのやら。

Img_4145


Img_4161

この2枚はニースから車で20分ほどのエズという村からの景色。頂にあるこの隔離された集落村、かつてはニーチェが『ツァラトゥストラはかく語りき』の構想を練りながら、山道を歩いて訪れていたという。
大学時代、リュックを背負って貧乏旅行をしていた時にも一度訪れた記憶があるのだが、その変貌ぶりにちょっとびっくり。その当時は交通も不便で、もちろん車なんかなかった私と友人はそれこそ無言で、汗を流しながら山道を歩いて辿り着き、こんな険しい山道を歩きながら哲学なんかしちゃうニーチェってすっげー(驚くポイントが違うとは思うけど)と語りあったものなんですが、、今や、アメリカからの観光客が大型バスを連ねておしよせて、旗の後ろをぞろぞろと(マジに)歩いている観光地に。十数年前にプロヴァンスを訪れた時に我が家のKYさんも、同じように同じ理由で驚いていたのを思い出しました。

Img_2502

ニースのおちびお姉ちゃんの大のお気に入りが`ハロー キティ’。彼女は`ハロー キティ(みんなフルネームでこう呼ぶらしい、なぜならママがそう言っていたから)’のピンクの帽子にビーチボール、お財布に絵本といろいろ持っていた。
それにしても、フランスでのキティ人気はスゴい。
この写真はアヴィニヨンのおしゃれ雑貨屋でのキティコーナーの一部なのだが、女の子グッズを売っているところでは必ずと言っていいほどキティグッズが売られている。
でもって、当然のことながら、街でもキティとのご対面はごくごく普通。
日本の漫画が元ネタなんだろうな〜というキャラクターもそこここで見かけたから、やっぱりこのキャラクター分野では日本ものが強いんだろうな〜〜。
私の好きなこまねことかりらっくま、とかお父さん(ソフトバンク)とかまだまだいくらでも輸出出来るものは一杯あるよね〜。
それにしても、今や世界で一番有名な日本人はダントツ「ハロー キティ」なのかも。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

南フランス ➀(ニース)

Img_2411_3


Img_2434_2


Img_2456_2


Getattachmentaspx_2

「アット ホーム・アット ザ ズー」を観た翌日、早朝にイングランド戦を見届け、そのまま成田へ。

2週間、南フランスでの異次元ホリデー(日本とは流れる時間、見渡せる空の奥行きが違う!!と感じました)を満喫して参りました。

もともと、この夏休みの発端は3月に来日したボブ・ディランにあって、その際にもさんざん追っかけ回したのですが、それでおとなしくなるどころか、さらに拍車がかかり、この6月の時期に開催されている南フランス地域ツアー(ニース・マルセイユ・カルカッソン・ボルドー)を観に行こう夫婦二人で大いに盛り上がり、実行に至ったという訳です。

我らにとって、そもそも南フランスのその地域に馴染みが深いということもありーー十数年前イギリスに住んでいた頃に夏の定番ホリデーとして通っていたのがこの地域だったのでーー日本ツアーが終わるや否や、早速チケットを手配したというワケ。

でもって、さらにさらに、もう一つ決断の後押しをしたのが、ニースに住んでいる友人の存在。
彼が日本に住んでいる時に知り合ったのですが、その後帰国した後も筆無精な我らダメダメ夫婦を見捨てずにいてくれて、そのおかげで何かと連絡を取り合っていて、5〜6年前にも、一度クリスマス時期にニースの近くの彼の実家に遊びにいったこともあったのですが、今回は結婚した彼が新居を構えるニースの中心地にあるアパート(繁華街まで歩いて10分、豪華ヨットが停泊する港までは5分のところ)に数泊させてもらいました。

ーー写真でお散歩しているおちびちゃん二人のパパがその友人です。ま〜〜〜〜、このおちびちゃんたちのかわいい事!フランス人形みたいという表現を体現するかのごとく、渋谷ギャルの睫毛2重付けなんて軽くかわしちゃうようなクルりんとカールした天然マツゲに、漫画のキャラクターのようなでっかいお目目。でもって、なんていったって`おフランス’だから、来ている普段着が超カワイいheart01。パパもママも別段何とも思っていないんだろうけど、このおしゃれ環境がカルチャーなんだろうね〜〜ーー

で、ちょうどパパが時間のとれる時期だったという事もあり、いろいろと我々につきあってくれました。

と言っても、別にどこか特別な場所へ、高級レストランを予約、という訳ではなく、彼らは普段通りの生活ペースを続けながら(そうしてくれとこちらからもお願いしてあったのですが)、ニース散歩につきあってくれたり、夜は話をしながら海岸線をブラブラし適当なところでお酒を飲んだり、街の賑わったレストランへ連れて行ってくれたり、、、この何とも絶妙に心地よいおもてなしに、気がついてみると結局全てお世話になってしまったような。。。
まあ、本当にこの波長が合うところが、長らく会っていなくてもツーカーという間柄でいられる理由なんでしょう。

最高のホスト&ホステス(奥様)でございました。
でもって、やっぱりちびちゃんたち!!まだ話し始めたばかりのお姉ちゃんにいろいろとフランス語を教えてもらいました。サンキュ!!


| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »