キレイじゃなきゃいけないワケ(12/29&30)
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http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ft20091225a1.html
↑09年の演劇総評ということで、今年観たものの中からベスト4を選んで年間総評−「世界規模不景気の中、安定した予算と長期の準備期間がとれる公共事業関連の演目が成果を上げていたことはある意味至極当然の成り行きではある。こんな状況であるからこそ、国民の新しい力ークリエイティビティーーを引き出す為にも、事業仕分けで提言された*アートも自由経済のシステムに組み込まれるべき。個々の団体が経済的な自立を目指すのが当然。。。というある種、パブリックの役割を自ら放棄するような新予算案は再度検討を行う方が国の将来にとっては賢明作と言えるのではないか。環境問題同様、一度失ったもの(ここでは安定した公共資金の注入によりーもちろんその使い道は厳しくチェックをされることを前提としてー安定、そして優れたパフォーミングアートを提供することを指す)を再度再構築しようと思っても手遅れとなる事もある。」ーと一緒に掲載。
そのベスト4として挙げたのが、
*4.48サイコシス(F/T 秋)
*フォト・ロマンス(F/T秋)
*アンドゥ家の一夜(彩の国さいたま芸術劇場)
*ヘンリー六世・三部作(新国立劇場)
で、ここではもう少し枠を広げて「芝居漬け 2009年ベスト10作品」を載せてみようと思う。
*シンフォニーM(大駱駝艦)
*通過(サンプル)
*て(ハイバイ)
*Romeo&Juliet(東京デスロック)
*個室都市 東京(PortB)
*秘密の花園(東京乾電池)
(順不同)
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ロメオ・カステルッチ、神曲三部作の『天国編(インスタレーション』『煉獄編』と続けて観る。
『天国編』は展示といっても西すがも創造舎のカーテンの中に作られた展示は一つだけなので、入場前に「本日は混雑しているので、鑑賞は5分程度でお願いします。」とお願いされたのだが、どうがんばっても3分しかもたなかった。
で、同じように出来る事なら3〜5分で退場したかったのが、「煉獄編」。
どひゃ〜〜〜〜〜〜〜、これ過去10年間で最低の見せ物だった。
ヒドすぎる。。。。
まず、芝居と言いながら、役者の台詞が聞こえない。その上、外国語で話しているため(イタリア人役者が英語で喋っているのだと思うのだが、なぜイタリア語でそのままやらなかったのか?疑問)、台詞自体が聞き取りづらい(マイクを通しているのに。。ですよ)。
でもって、二重苦、三重苦なのが、日本語字幕がかすれていて全く読めない(ま、たいして長くない台詞なので、ほとんどの観客が英語の方が分り易かったとおもうけど)。
複合的な暗喩を含ませているといいながら、全てが浅い。
でもって、一番許せなくて、気持ち悪いのが、幼児性的虐待ーそれも悪戯どころではなくて、父親の立場の人が力にものを言わせて何度も5〜6歳の小さな子供をレイプしているーをわざわざ「罪」として、それも何の脈絡も無く使っているところ。
普通の中/上流家庭というのを表現するために、前半のかなりの時間を費やし、以前の地獄編同様、登場人物の描写に関してはサラ〜〜〜〜と素通りし、で、いきなり子供の性的虐待をリアルに舞台に上げるって?????? そんなにショッキングに驚かせいたいのかい?
で、もってその後にその罪が子供の寛容な愛で許される!?(それともこれは父親が自分を肯定するためにみせた幻影なの?)???なんてそんなこと信じられないよ。まず。
そんなに幼児性虐待を軽く扱わないで欲しい。そんなのを芸術として舞台にあげるなんて大人と宗教のエゴでしかない。(最近、アイルランドかどこかで、カソリックの牧師が何年間にもわたって、何十?何百?もの子供を(性)虐待していたというのがニュースになっていたけど、カソリック協会は「一人の間違った人間が恐ろしい罪を犯してしまった。申し訳ない。」と言っていたけど、、、解散せい!!!解散なんてあり得ないのは分っているけど、それほどにジーザスをトリックスターとしてかかげるあの宗教にはおごりがみられる。)
あ〜〜〜、気持ち悪い。
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ケラリーノ・サンドロヴィッチの新作「東京月光魔曲」をシアターコクーンにて観劇。
今回はNylon100℃の劇団公演ではなく、シアターコクーンへの書き下ろしということで、ケラワールド全開の本多劇場・紀伊国屋ホール公演というよりは、渋谷の劇場で年末から年明けにかけて芝居を楽しみたいという観客へむけた、番外・特別公演といった趣。
なので、「これでイイのだ!」と思う。
だって、ケラ作の独特な世界が好き(私もその一人)という人々へは秋に「世田谷カフカ」を届けてくれたじゃないですか、でもって、もう一つの変わり種「アンドゥ家の一夜」でも新境地を開きつつ、演劇界、今年一番の戯曲を書いてくれたじゃないですか。
だから、年末のコクーンはミステリー娯楽大作+豪華有名俳優人+それでもそれぞれのキャラクターにケラらしい変な人味が加味されている。。。「東京月光魔曲」なわけです。ふむふむ。
それに何と言っても、ミステリーだから最後までワクワク観れたし。
シアターコクーン制作だからというごっちゃな座組も良いよねー。やっぱり混じらないと。
混じって、チョイスして、されて、、していかないと発展がないからね。
それにしても、Nylonのお二人、犬山イヌ子、大倉孝二、、、やっぱり良い味だしていましたね〜。パンフの中でも自ら語っておりましたが、阿吽の呼吸でケラワールドが表現できるからなんでしょうね。
でもって、瑛太君もひょうひょうと、しっかりこなしてましたよ。これからもっと舞台出演が増えそうな予感。ーイケメンで演技が出来れば、そりゃみんなお願いしたいものねー
そんななか、やっぱり私はユースケ サンタマリアに釘付け。。。器用というか、何と言うか、、やっぱりある種のスターであるんだわね。
あ、そう言えば、後ろの席の観劇はこの舞台が初めてという20代ぐらいの女の子も休憩中に「ユースケが一番上手い!と思う。」と興奮気味におっしゃっておりました。
なんだか、ビミョウ。。。これで良いのか? う〜〜〜ん、やっぱり「これでイイのだ!!』
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http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ft20091204r1.html
ホリプロの日英共同制作作品、英国での上演も視野にいれているという「ANJIN イングリッシュ・サムライ」。日本人俳優と英国人俳優が同時に舞台上で演じ、両国の言葉が行き交い、字幕もそれに応じて2カ国語が並ぶという前代未聞の芝居を観る。
取材をした関係もあり、三浦按針に関しての本を読んだり、戯曲を読ませてもらったりしていて、期待していたのだが、、、ウ〜〜〜〜〜〜ン、発展途上の段階で、まだまだスッキリ、くっきり出来るところが多々あるのでは、というのが感想。(全幕で3時間越えの大作です)
なんだか、歴史の再現劇を観ているようで、かなり思い切って按針の生涯、そしてその時期の江戸幕府の様子をドラマ化しているのだとは思うが、もっとバッサリと的を絞った方が良いかも(先日の「国盗人」の例もあるので、この作品も大いに化けるかもしれないし、そうなって欲しい)。
ただでさえ、2カ国語が飛び交い、江戸と大阪、平戸、逸見と場所もころころ変わるので、それこそ按針の話に詳しくない人には、予習が必要かも。。でも、まさか劇場へ行く前に按針のお勉強なんてして行かないもんね、普通。
例えば、思い切って
日本上演バージョンー今回は家康がかなりのボリュームを占めていたので、その線でまとめてみるとかと英国バージョンー例えば、日本史の部分を大幅にカットして、按針の困惑に大いにスポットライトをあてるとか、と二つ違うバージョンを作っちゃうとか。。。(言っておきながら、大変そう。。)
ま、いずれにせよ、貴重なプロジェクトなので、ホリプロさんには長い目でこの作品とつきあっていってもらいたいものです。
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